
【サラダ油の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- 揚げ物や炒め物をふだんどおり仕上げたいなら、クセの少ないこめ油や菜種油がもっとも置き換えやすい選択です。
- ピュアオリーブオイルはトマト系、バター+牛乳は焼き菓子と、風味を生かせる料理を選ぶと代用が成功します。
- バター系は揚げ物に向かないなど、油によって得意・不得意があるので、料理に合わせて使い分けるのがコツです。
サラダ油がないときの代用品
こめ油
サラダ油 大さじ1のかわりに
- こめ油大さじ1
風味が軽く揚げ上がりも近いので、天ぷらやとんかつなど揚げ物全般で、ほぼ同じ感覚で置き換えられます。炒め物やお菓子作りにも使え、クセが少ない点でサラダ油にもっとも近い代用です。
オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
サラダ油 大さじ1のかわりに
- ピュアオリーブオイル大さじ1
香りがやや残るので、ミネストローネやトマトパスタ、マリネ用ドレッシングなどオリーブの風味が合う料理に向きます。香りを抑えたいときは、エキストラバージンより精製度の高いピュアタイプを選ぶと使いやすいです。
菜種油(キャノーラ油)
サラダ油 大さじ1のかわりに
- 菜種油大さじ1
ほんのりコクがありますが主張は控えめで、コロッケやフライドポテトなどの揚げ物、チャーハンや野菜炒めにも使いやすい代用です。サラダ油の原料にも含まれる油なので、味の違和感はほとんど出ません。
バター+牛乳
サラダ油 大さじ1のかわりに
- 溶かしバター小さじ2
- 牛乳小さじ1
香りがリッチになるので、パウンドケーキやマフィンの生地、マッシュポテトのコク出しに向きます。揚げ物には不向きで、焦げやすいため炒め物に使うときは火加減を弱めにすると安心です。
サラダ油とは
サラダ油は、大豆油や菜種油、とうもろこし油などを精製してブレンドした、色や香りの少ない植物油です。冷やしても白く濁りにくいよう加工されているのが名前の由来で、ドレッシングや揚げ油、炒め油、ホットケーキやパウンドケーキの生地まで、素材の風味を邪魔せず幅広い料理に使えます。
香りやクセがほとんどなく、口当たりも軽めで、味に主張のない油です。揚げ物はカラッと軽く仕上がり、ドレッシングや炒め物では食材本来の風味をそのまま生かせます。バターやオリーブオイルのような個性がないぶん、用途を選ばないのが強みです。
基本の使い方
野菜炒めは、フライパンにサラダ油小さじ2をひいて中火で温め、豚こま肉100gとキャベツ1枚分を炒め、調味料を加えて仕上げます。
鶏のから揚げは、鍋にサラダ油を深さ3〜4cmほど入れて170℃前後に熱し、下味をつけた鶏もも肉を一度に入れすぎないよう揚げます。
ホットケーキ生地にサラダ油大さじ1を加えると、バターを使わなくてもふんわりしっとりした食感に焼き上がります。
めんつゆ大さじ2にサラダ油小さじ1と酢小さじ2を混ぜると、冷やし中華や冷奴にかけやすい簡単ドレッシングになります。
保存方法
未開封なら直射日光を避けた常温の暗所で、表示の賞味期限を目安に保存できます。開封後はキャップをしっかり閉め、熱で傷みが進みやすいのでコンロ周りを避けた涼しい場所に置きます。空気に触れると酸化が進むため、できれば2〜3か月を目安に使い切るのがおすすめです。
栄養・健康面
主成分は脂質で、効率のよいエネルギー源になります。ビタミンEなどの脂溶性ビタミンを含む一方、塩分はほとんどありません。揚げ物では衣が油を吸って摂取量が増えやすいので、使う量と揚げ物の頻度を意識すると、無理なく取りすぎを防げます。
よくある質問
サラダ油とこめ油・キャノーラ油はどう違いますか?
サラダ油は大豆油や菜種油などを精製してブレンドした、低温でも濁りにくい植物油の総称です。こめ油は米ぬか由来でほんのりコクがあり酸化に強いとされ、キャノーラ油(菜種油)はクセが少なく揚げ物や炒め物に使いやすい油です。いずれも香りが穏やかなので、サラダ油の代わりにほぼそのまま使え、揚げ物・炒め物どちらにも向きます。
揚げ物に使ったサラダ油は何回くらい使い回せますか?
明確な回数は決まっていませんが、色が濃く茶色っぽくなる、とろみが出る、加熱時に泡が消えにくい、いやなにおいがする、といったサインが出たら替えどきです。使い終わった油はこし器で揚げカスを取り除き、光と空気を避けて保存すると傷みにくくなります。魚など香りの強いものを揚げた油は、においが移るので使い回しを控えると安心です。
サラダ油でお菓子を作るとバターと比べてどうなりますか?
サラダ油は常温で液体のため生地に混ざりやすく、ホットケーキやパウンドケーキはふんわりしっとり仕上がります。一方でバター特有のコクや香りは出ないので、風味を重視する焼き菓子はもの足りなく感じることもあります。香りが欲しいときは、溶かしバターを一部だけ加えたり、バニラオイルを少量足したりすると、軽さとコクのバランスが取りやすくなります。
使い終わったサラダ油はどう捨てればいいですか?
流しにそのまま流すのは詰まりや環境負荷の原因になるため避けます。市販の凝固剤で固めてから可燃ごみにする、新聞紙や古布に吸わせて袋に入れて捨てる、牛乳パックに詰めるなどの方法が一般的です。自治体によって分別ルールが異なるので、住んでいる地域の案内に従って処分してください。少量なら、炒め物などで使い切るのも無駄がありません。
あとがき
下味までつけた鶏肉を前に、いざ揚げようとして油が足りないと気づくと、一気に手が止まりますよね。そんなときも、代わりに使える油や、どんな料理なら風味の違いをむしろ生かせるかを知っておけば、慌てずに夕食の支度を続けられます。サラダ油は炒め物からお菓子まで応用がきくので、ひとびん多めに置いておくと、こういう日の保険になります。
この調味料を使ったレシピ

厚揚げときのこのマヨしょうゆ炒め
厚揚げときのこをさっと炒め、マヨネーズでコクを出した節約おかずです。少ない材料でも満足感があり、ご飯が進む味に仕上がります。

牛こまとキャベツのトマトだれ漬け焼き
牛こまとキャベツを甘めのトマトだれに漬けてから焼く、ごはんが進む主菜です。酸味がやさしく、子どもでも食べやすい味に仕上がります。

牛こまと大根の甘酢照り焼き
甘酸っぱいたれが牛こまと大根にしっかり絡む、ごはんが進む焼きおかずです。やさしい甘みで子どもにも食べやすい一品に仕上げます。

牛薄切り肉とオクラの香ばし醤油焼き
牛薄切り肉とオクラをフライパンでさっと焼き、醤油だれで香ばしくまとめる節約おかずです。少ない材料でもご飯が進む、平日向けの一皿に仕上がります。

牛薄切り肉とほうれん草の甘辛しょうゆ丼
牛薄切り肉をしょうゆベースの甘辛だれで手早く炒め、ほうれん草を合わせたお弁当向きの丼です。冷めても味がぼやけにくく、ご飯が進む一品に仕上がります。

牛薄切り肉とさつまいものバター醤油ガッツリ丼
甘みのあるさつまいもと牛薄切り肉を、香ばしいバター醤油でまとめた満足感たっぷりの丼です。ご飯が止まらない甘辛コク旨仕立てで、忙しい日の主役になります。




