
【ココナッツオイルの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- ココナッツの香りを生かしたい料理か、油のコクだけが欲しい料理かで代用品を選ぶと失敗しにくくなります。
- エスニックカレーや炒め物にはオリーブオイル、香りを抑えたい焼き菓子にはサラダ油やバターと、料理ごとに使い分けるのがコツです。
- 香りの強い油に替えるときは、まず半量から置き換えて味見しながら足すと、香りが出過ぎず好みのバランスに調整できます。
ココナッツオイルがないときの代用品
オリーブオイル
ココナッツオイル 大さじ1のかわりに
- オリーブオイル大さじ1
野菜炒めやトマトベースのチキンカレーなど、油に香りが欲しい料理なら同量で置き換えやすく、ココナッツの甘い香りの代わりに果実味のある風味が加わります。
サラダ油(菜種油・キャノーラ油など)
ココナッツオイル 大さじ1のかわりに
- サラダ油大さじ1
バナナマフィンやパウンドケーキなど、香りを控えめにしたい焼き菓子で使いやすく、食感はほぼそのままに風味だけが落ち着きます。
バター(無塩)
ココナッツオイル 大さじ1のかわりに
- 溶かしバター大さじ1
クッキーやスコーンに使うとバターの香りが効いてリッチな味わいになり、南国感よりも焼き菓子らしい香ばしさを優先したい場合に向きます。
ごま油(白ごま油)
ココナッツオイル 大さじ1のかわりに
- ごま油大さじ1/2
- サラダ油大さじ1/2
チャーハンや鶏肉のソテーでコクを足したいときに使え、ココナッツの甘い香りの代わりに香ばしさが出るので、和風や中華寄りの味付けに合います。
ココナッツオイルとは
ココナッツオイルは、ココナッツの果肉から搾った植物油で、約25度より低いと白く固まり、温めると透明な液体に戻る性質があります。製法によって香りの強さが違い、未精製のものは甘いココナッツの香りが豊か、精製したものは香りが穏やかです。グリーンカレーやガパオライスのほか、焼き菓子でバターの一部を置き換えて軽い口当たりにしたいときにも使われます。
未精製タイプはほんのり甘いココナッツの香りが立ち、加熱すると香りがやわらいでまろやかなコクが残ります。精製タイプは香りがほとんどなく、油としてのコクだけを足せます。炒め物にも焼き菓子にもなじみやすい風味です。
基本の使い方
野菜炒めなら、ココナッツオイル小さじ2でピーマンやにんじんを炒めると、ほんのり甘い香りが移ってエスニック風の一品になります。
チキンカレー4皿分には、仕上げにココナッツオイル大さじ1を加えると、コクと甘い香りが増して濃厚な味わいになります。
マフィンやパウンドケーキでは、バター50gのうち20gをココナッツオイルに置き換えると、軽い口当たりとほのかな香りが楽しめます。
トーストには、食パン1枚にココナッツオイル小さじ1/2を塗り、はちみつを少量かけて焼くと、砂糖控えめでも満足感のある甘い味になります。
保存方法
高温多湿と直射日光を避け、未開封なら涼しい場所で表示期限を目安に保存できます。固まっても品質には影響せず、瓶ごと湯せんやぬるま湯に当てれば溶けます。開封後はキャップを閉めて常温か涼しい戸棚に置き、固形のときは清潔なスプーンですくって早めに使い切るのがおすすめです。
栄養・健康面
脂質が大半を占め、その多くが飽和脂肪酸で常温で固まりやすいのが特徴です。塩分は含まれません。エネルギーは高いので、炒め物や焼き菓子では量を意識しながら、全体の脂質バランスを見て使うと安心です。
よくある質問
ココナッツオイルが固まってしまいました。そのまま使えますか?
問題なく使えます。ココナッツオイルは約25度より低い温度で白く固まる性質があり、品質が落ちたわけではありません。瓶ごとぬるま湯に当てるか、湯せんにかけると透明な液体に戻ります。固形のままスプーンですくって炒め物に使うこともでき、フライパンの熱ですぐ溶けます。冷えると再び固まりますが繰り返しても問題ありません。
焼き菓子のバターをココナッツオイルに置き換えるとどうなりますか?
口当たりが軽くなり、未精製タイプならほのかにココナッツの香りが加わります。バター全量を置き換えるとコクや風味が変わるので、まずはバター50gのうち20g程度を置き換えるところから試すと失敗しにくいです。逆にココナッツオイルがないときは溶かしバターやサラダ油で代用でき、香りや食感の好みで選び分けるとよいです。
加熱しても香りが残るココナッツオイルの選び方はありますか?
香りを生かしたいなら、未精製のバージンココナッツオイルを選ぶとよいです。甘いココナッツの香りがしっかりあり、カレーや焼き菓子で南国らしい風味を出せます。精製タイプは香りがほとんどないので、油のコクだけを足したいときや香りを邪魔したくない料理に向きます。加熱すると未精製でも香りはやや和らぐため、仕上げに少量足すと香りを感じやすくなります。
ココナッツオイルとオリーブオイルは料理での使い分けがありますか?
ココナッツオイルは甘い香りと固まる性質が特徴で、エスニックカレーや焼き菓子、トーストに向きます。オリーブオイルは果実の香りと常温で液体のままの扱いやすさが持ち味で、サラダや炒め物、パスタに向きます。代用するなら炒め物やトマト系カレーは同量で置き換えやすく、ココナッツの甘さの代わりにオリーブの風味が加わります。
あとがき
グリーンカレーや焼き菓子を作ろうとして瓶を開けたら、白く固まった底に少ししか残っていなかった、ということがあります。ココナッツオイルは温度で固まるぶん減り具合が分かりにくいですよね。そんなときも、オリーブオイルやサラダ油、バターの個性を知っておけば、味の方向性を大きく崩さずに仕上げられます。一瓶あるといつものカレーやトーストを少し南国風に振りたいときに頼れる油です。
この調味料を使ったレシピ

厚揚げとセロリのめんつゆ唐揚げ
カリッと揚げた厚揚げに、香ばしいセロリを合わせためんつゆ味のガッツリおかず。甘辛いコクと食感のコントラストで、ご飯が止まらない一皿です。

厚揚げとセロリの白だしふんわり蒸し
白だしのやさしい旨みで厚揚げとセロリをふっくら蒸し上げる、子どもも食べやすい主菜です。短時間で作れて後味はさっぱり。

厚揚げとかぼちゃのマヨしょうが漬け
こんがり焼いた厚揚げとかぼちゃを、しょうが香る軽めのマヨだれに漬けるだけ。満足感がありながら食べやすい、ダイエット中の作り置きおかずです。

厚揚げと小松菜の白だし和え
香ばしく焼いた厚揚げとさっとゆでた小松菜を、白だしベースで手早く和える副菜です。10分で作れて、あと一品にも作り置きにも便利です。

厚揚げと水菜のバター醤油おつまみスープ
こんがり焼いた厚揚げに、バター醤油の香りをまとわせた満足感のあるスープです。水菜のシャキッとした食感がアクセントになり、おつまみにもぴったりです。

厚揚げときのこのマヨしょうゆ炒め
厚揚げときのこをさっと炒め、マヨネーズでコクを出した節約おかずです。少ない材料でも満足感があり、ご飯が進む味に仕上がります。




