ガラスのボウルに入ったローズマリーの画像

【ローズマリーの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • 肉料理の代用はタイムが最も無難で、香りが強すぎず幅広い料理になじみます。
  • セージで代用するときは、脂の多い肉に合わせつつ量を半分程度に抑えると香りが勝ちすぎません。
  • 針葉状で硬いハーブ同士の置き換えなので、仕上げに取り出すか細かく刻むと口当たりが良くなります。

ローズマリーがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレ肉のロースト・じゃがいも

タイム

ローズマリー 小さじ1のかわりに

  • タイム小さじ1

鶏や豚のロースト、じゃがいも料理に。清々しい香りで肉と好相性。ローズマリーより穏やかで使いやすい無難な代用。

ソーセージ・豚肉

セージ

ローズマリー 小さじ1のかわりに

  • セージ小さじ1/2

ソーセージや豚肉料理に。力強い香りで肉の脂に負けない。香りが独特で強いので控えめに使う。

煮込み・トマト

オレガノ

ローズマリー 小さじ1のかわりに

  • オレガノ小さじ1

トマト煮込みやピザに。爽やかな香りで代用。ローズマリーの針葉樹のような清涼感は無いが料理はまとまる。

スープ・煮込み

マジョラム

ローズマリー 小さじ1のかわりに

  • マジョラム小さじ1

スープや煮込みに。上品でやさしい香り。主張は控えめなので、香りを効かせたいときは少し多めに加える。

ローズマリーとは

ローズマリーはシソ科の常緑低木で、松のような針状の葉を乾燥させたハーブです。和名はマンネンロウで、地中海沿岸原産の力強い香りは肉のロースト、じゃがいも料理、パン、オイルの香りづけに使われます。羊や豚などクセのある肉の臭み消しに特に効果を発揮します。

松や樟脳を思わせる、清涼感のある力強い香りが持ち味です。針葉は硬く香りも強いので、少量でも存在感がはっきり出ます。

基本の使い方

鶏もも肉のローストチキン2人分は、皮目に塩とオリーブ油、乾燥ローズマリー小さじ1/2をすり込み、200度のオーブンで30分ほど焼きます。

ローズマリーポテト2人分なら、じゃがいも2個を乱切りにし、オリーブ油大さじ1と乾燥ローズマリー小さじ1/3をまぶしてオーブン焼きにします。

フォカッチャ1枚分は、生地を伸ばした後にオリーブ油を塗り、乾燥ローズマリー小さじ1/2を散らしてから焼き上げます。

オイル漬けは、オリーブ油100mlに乾燥ローズマリー小さじ1を漬け込み、1週間ほど置いて香りを移します。

保存方法

密閉して直射日光と湿気を避けた場所で保存します。針葉状で硬いため、煮込みでは香りが出たら取り出すか、細かく刻んでから使うと口当たりが良くなります。

栄養・健康面

使用量はごく少量で、カロリーや塩分への影響はほぼありません。ロスマリン酸などの抗酸化成分を含み、香りの強さから減塩の助けにもなります。

よくある質問

ローズマリーの代わりにタイムを使うと仕上がりはどう変わりますか?

タイムはローズマリーより穏やかで爽やかな香りなので、置き換えると全体の印象がやわらかくなります。「ローズマリー小さじ1 → タイム小さじ1」を目安に同量で使え、鶏や豚のローストのほか、じゃがいも料理にもそのまま応用できます。香りの強さで選ぶならローズマリーの方が力強く残ります。

乾燥ローズマリーの硬い葉はそのまま料理に入れてもいいですか?

そのまま入れても問題ありませんが、針状で硬いため口に残りやすいです。煮込み料理なら香りが出た頃合いで取り出し、パンやソテーに混ぜ込む場合はすり鉢やミルで細かく砕いてから使うと、口当たりが気にならず香りだけをなじませられます。

ローズマリーとセージはどちらも代用に使えますか?

どちらも力強い香りを持つシソ科のハーブですが、セージのほうがほろ苦さと独特の風味が強く出ます。ソーセージや豚肉のようにセージがもともと合う料理では代用しやすい一方、量を入れすぎると香りが強く残るため「小さじ1/2」程度から試すのが安全です。

ローズマリーはどんな料理に使うと失敗しにくいですか?

香りが強く脂を分解するような働きがあるため、鶏や豚、羊など脂の多い肉のロースト、じゃがいも料理、パンの香りづけに向きます。逆に繊細な魚や卵料理では香りが勝ちすぎることがあるので、ごく少量から試すか、より穏やかなタイムを選ぶと失敗が減ります。

あとがき

冷蔵庫にじゃがいもは山ほどあるのに、肝心のローズマリーだけがない――そんな巡り合わせに心当たりはありませんか。うちではタイムに切り替えることが多く、香りは穏やかになるものの、じゃがいもの甘みはしっかり引き立ちます。香りの強いハーブだからこそ小瓶で長く使えるので、肉料理をよく作る家なら一本常備しておくと安心です。