ガラスのボウルに入ったカイエンペッパーの画像

【カイエンペッパーの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • 一味唐辛子は純粋な赤唐辛子の粉で辛さの質が最も近く、同量でそのまま置き換えられます。
  • チリパウダーはクミンやオレガノを含む混合調味料なので、辛さは穏やかで香りが複雑になります。
  • タバスコやラー油は液体なので酸味や油分が加わり、粉のカイエンペッパーとは仕上がりの質感が変わります。

カイエンペッパーがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレ辛みづけ全般

一味唐辛子

カイエンペッパー 小さじ1のかわりに

  • 一味唐辛子小さじ1

炒め物やスープの辛みづけに。純粋な赤唐辛子の粉で辛さの質が最も近い。同量で置き換えられる。入れすぎ注意。

メキシカン・チリコンカン

チリパウダー

カイエンペッパー 小さじ1のかわりに

  • チリパウダー小さじ1と1/2

チリコンカンやタコスに。クミンやオレガノが混ざるので辛さは穏やか。純粋な辛さは弱いのでやや多めに使う。

仕上げの辛み

タバスコ

カイエンペッパー 小さじ1のかわりに

  • タバスコ小さじ2

スープやピザの仕上げに。液体なので酸味が加わる。粉のような香ばしさは出ないが手軽に辛みを足せる。

中華・和え物

ラー油

カイエンペッパー 小さじ1のかわりに

  • ラー油小さじ2

中華スープや和え物に。辛みとごまの香りが付く。油分が加わるので、さらっと仕上げたい料理には不向き。

カイエンペッパーとは

カイエンペッパーは赤唐辛子を乾燥させて細かく挽いた辛味スパイスです。香りより辛みそのものが主役になる、まっすぐでシャープな辛さが特徴で、エスニック料理やメキシカン、スープ、炒め物、唐揚げの下味に使われます。少量でも強く辛みが立ちます。

まっすぐで鋭い辛さが特徴で、香りの主張は控えめです。舌にピリッと残る刺激があり、少量でも料理の印象を辛口に変えます。

基本の使い方

コーンスープ2人分には、仕上げにカイエンペッパーひと振り(小さじ1/8程度)を加えて辛みを立てます。

鶏の唐揚げ2人分(鶏もも肉300g)の下味には、カイエンペッパー小さじ1/4を醤油や酒と一緒にもみ込みます。

タコスミート300g分には、炒めたひき肉にカイエンペッパー小さじ1/2を加えて辛さを強めます。

アラビアータ2人分のパスタには、にんにくを炒める油にカイエンペッパー小さじ1/4を加えて辛みを移します。

保存方法

密閉容器に入れて直射日光を避けた冷暗所で保存します。色が茶色っぽくあせてきたら、辛みと香りが落ちてきているサインです。

栄養・健康面

辛み成分のカプサイシンを含み、代謝を高める働きがあるとされます。使用量がごく少量のため、カロリーや塩分への影響はほとんどありません。

よくある質問

カイエンペッパーとチリパウダーは同じものですか?

別物です。カイエンペッパーは赤唐辛子だけを乾燥させて挽いた純粋な辛味スパイスで、辛さがまっすぐ出ます。チリパウダーはクミンやオレガノ、ガーリックパウダーなどを混ぜたアメリカ発祥の合わせ調味料で、辛さは穏やかな一方で香りが複雑です。タコスやチリコンカンにはチリパウダーがなじみますが、純粋な辛さだけ足したいスープや唐揚げにはカイエンペッパーが向いています。

カイエンペッパーがないとき、辛みは何で代用できますか?

一味唐辛子が最も近い代用で、同量でそのまま置き換えられます。粉状で扱いやすく、辛さの質も似ています。手元にタバスコやラー油しかない場合は、カイエンペッパー小さじ1に対してタバスコなら小さじ2、ラー油なら小さじ2が目安ですが、液体なので酸味や油分が料理に加わる点に注意が必要です。

カイエンペッパーが辛くなくなってきたかどうかはどう見分けますか?

色が鮮やかな赤から茶色っぽくくすんだ色に変わってきたら、辛みと香りが落ちているサインです。開封後は密閉して冷暗所に置いても、半年から1年ほどで徐々に辛さが弱くなっていきます。辛さを試して物足りないと感じたら、新しいものに替えるか、代用の一味唐辛子やタバスコで辛みを補うのが確実です。

カイエンペッパーはどのくらいの量から使えばいいですか?

辛さが非常に強いため、まずは小さじ1/8程度のひと振りから試すのが安全です。唐揚げの下味なら鶏もも肉300gに対して小さじ1/4程度、パスタの辛みづけなら小さじ1/4程度が目安になります。入れすぎると辛さだけが際立ってしまうので、味を見ながら少しずつ足していくと失敗しにくいです。

あとがき

唐揚げの下味を仕込む段になってカイエンペッパーの瓶が空だったと気づいたことはありませんか。私はそのとき一味唐辛子で辛さだけそのまま補い、いつもと変わらない辛さに仕上がって助かりました。純粋な辛さをまっすぐ足せるスパイスなので、辛い料理をよく作る人は1瓶常備しておくと安心です。