ザラメがガラスのボウルに入っている

【ザラメの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • ザラメの特徴は「ゆっくり溶けてつやが出やすいこと」なので、代用品を使うときは火加減を弱めにして焦げを防ぐのが大切です。
  • 色を明るく仕上げたい料理(白身魚の煮付けなど)はグラニュー糖、コクのある甘みを出したい煮物(肉じゃが・きんぴら)は三温糖が向いています。
  • 上白糖にはちみつを少量足すと、ザラメに近い粘りとコクが補えます。みたらしだれやたれ系に向いた代用です。

ザラメがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレ照り焼きチキン

グラニュー糖

ザラメ 大さじ1のかわりに

  • グラニュー糖大さじ1

照り焼きチキンなら置き換えやすいですが、溶けやすく焦げやすいので火加減は弱めにします。

肉じゃがではコク

三温糖

ザラメ 大さじ1のかわりに

  • 三温糖大さじ1

肉じゃがではコクが出て相性良好です。色が濃く出るため、白身魚の煮付けは見た目がやや濃くなります。

みたらしだれ

上白糖

ザラメ 大さじ1のかわりに

  • 上白糖大さじ1
  • はちみつ小さじ1/4

みたらしだれに使うと粘りを補えます。甘みが前に出るので、しょうゆを少量増やすとまとまりやすいです。

いわしの生姜煮

きび砂糖

ザラメ 大さじ1のかわりに

  • きび砂糖大さじ1

いわしの生姜煮では自然な風味が生きます。原料由来の香りがあるため、繊細な和菓子は好みが分かれます。

ザラメとは

ザラメとは、サトウキビ由来の精製糖液を結晶化して作る粒の大きな砂糖です。白ザラメと中ザラメ(茶ザラメ)があり、家庭では中ザラメが煮魚・佃煮・金平・みたらし団子のたれなどによく使われます。粒が大きくゆっくり溶けるため加熱が均一にかかりやすく、仕上がりに自然なつやとコクのある甘みが出やすいのが特徴です。

クセのない穏やかな甘みで、加熱すると軽いカラメル感とつやが出ます。上白糖より雑味が少なく、三温糖ほどの深いコクはありませんが、煮物や照り焼きのたれに使うと味がすっきりまとまります。粒が大きい分、最初はゆっくりした甘みの広がりが特徴です。

基本の使い方

ぶりの照り焼き2切れ分なら、たれ(しょうゆ大さじ2・酒大さじ2)にザラメ大さじ1を加えて煮詰めます。溶けやすいよう先に酒で一度温めるとムラなく仕上がります。

金平ごぼう2人分では、炒めた後にザラメ小さじ2を入れてからしょうゆ大さじ1を加えると、角のない甘さになります。

いかなごのくぎ煮300gなら、しょうゆ100ml・みりん100mlにザラメ80gを合わせて弱火で時間をかけて煮ます。

みたらしだれ4串分は、水100ml・しょうゆ大さじ2にザラメ大さじ1と1/2を溶かし、とろみをつけます。

保存方法

砂糖は水分を嫌うため、開封後は密閉容器に移して乾燥した場所で保管します。湿気を吸うと固まりやすく、虫も引きつけるため、においの強い食品とは離して保管するのが安心です。正しく保管すれば使用期限はなく、長期保存できます。

栄養・健康面

主成分は炭水化物(糖質)で、大さじ1(約13g)あたり約50kcal前後です。脂質・たんぱく質・塩分はほぼ含まれません。煮物や照り焼きで使う量は大さじ1〜2程度が多く、1回の使用量のカロリー・糖質はそれほど多くありませんが、重ね使いしすぎないよう料理全体の甘さで調整するのがよいでしょう。

よくある質問

ザラメと上白糖は何が違うのですか?

粒の大きさと溶け方が主な違いです。上白糖は粒が細かくすぐに溶けるため、加熱時に焦げやすく、強い甘みが前に出ます。ザラメは粒が大きくゆっくり溶けるため加熱が均一にかかりやすく、甘みが穏やかに広がります。また中ザラメは転化糖を含むものが多く、これが照りとつやを出す一因となっています。佃煮や煮魚の照り出しにザラメが選ばれるのは、この溶け方と仕上がりの違いによるところが大きいです。

グラニュー糖でザラメの代わりになりますか?

基本的にはなります。分量は同量(ザラメ大さじ1 → グラニュー糖大さじ1)で代用でき、照り焼きチキンや金平ごぼうなら大きな差は出ません。ただし、グラニュー糖は溶けやすく焦げやすいので、火を弱めにして短時間で仕上げる必要があります。ザラメ特有のゆったりした甘みの広がりとつやは完全には再現できませんが、普段の家庭料理では十分に代用できます。

みたらし団子のたれにザラメを使うとどう変わりますか?

みたらしだれにザラメを使うと、上白糖より透明感のある仕上がりになり、たれに自然なつやが出ます。砂糖が均一に溶けるため、たれのとろみも安定しやすいです。代用する場合は上白糖にはちみつ小さじ1/4を足すと(ザラメ大さじ1 → 上白糖大さじ1+はちみつ小さじ1/4)、粘りとコクが補えて近い仕上がりになります。

ザラメはどんな料理に特によく合いますか?

長時間煮詰める料理との相性が特によいです。いかなごのくぎ煮・あさりの佃煮・牛すじの煮込みなど、じっくり火を通す料理では、ゆっくり溶けて焦げにくいザラメの性質が安定した甘みとつやを出します。みたらし団子や大学いもなど、たれ仕上げの料理にも向いています。逆に、短時間で仕上げる野菜炒めや浅漬けでは粒が溶けにくいため、上白糖やグラニュー糖の方が扱いやすいです。

あとがき

ザラメは「料理の仕上げにつやを出したい」という局面で真価を発揮する砂糖です。佃煮やくぎ煮など長時間煮詰める料理では、他の砂糖より焦げにくく仕上がりが安定します。普段の煮物はグラニュー糖や三温糖で間に合わせられますが、照り焼きや金平を作る機会が多い方は、1袋用意しておくと料理のたびに甘さの調節が楽になります。

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おかず百景

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