
【サワークリームの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- ディップ用途ならギリシャヨーグルト(同量)が最も質感が近く、水切りするとさらに近づきます。
- ビーフストロガノフなど加熱煮込みには生クリーム+レモン汁を火を止めてから加えると分離しにくいです。
- ベイクドポテトにはクリームチーズ+牛乳でのばした濃厚系が、トッピングとしてよく合います。
サワークリームがないときの代用品
生クリーム + レモン汁
サワークリーム 大さじ1のかわりに
- 生クリーム大さじ1
- レモン汁2〜3滴
ビーフストロガノフの仕上げ向き。酸味は弱いので味を見てレモンを追加します。
クリームチーズ + 牛乳
サワークリーム 大さじ1のかわりに
- クリームチーズ大さじ1/2
- 牛乳小さじ1
ベイクドポテトに合う濃厚系。塗る前に室温に戻すと混ぜやすいです。
無糖ヨーグルト + マヨネーズ
サワークリーム 大さじ1のかわりに
- 無糖ヨーグルト大さじ2/3
- マヨネーズ小さじ1/3
タコス用ソースならコクが出ます。マヨ由来の油分で後味はやや重めです。
サワークリームとは
サワークリームは、生クリームを乳酸菌で発酵させて作る乳製品で、脂肪分18〜20%程度のなめらかなコクと、ヨーグルトより穏やかな酸味が特徴です。ビーフストロガノフやボルシチの仕上げ、ベイクドポテトのトッピング、スモークサーモンやオニオンと合わせたディップに使われ、東欧・北米の家庭料理に欠かせない調味料です。
乳脂肪由来のミルキーなコクのなかに、発酵で生まれたすっきりした酸味が溶け込んだ味わいです。ヨーグルトほど酸っぱくなく、加熱すると酸味が穏やかに丸まり、濃厚なソースに混ぜてもくどくなりません。
基本の使い方
ビーフストロガノフ2人分の仕上げに、火を止めてからサワークリーム大さじ2を混ぜる。
ベイクドポテト1個にサワークリーム大さじ1をのせ、黒こしょうをひと振りする。
スモークサーモンのディップは、サワークリーム大さじ3+レモン汁小さじ1でのばす。
チリコンカン4人分には、取り分け後にサワークリーム大さじ1ずつ添えて辛味を和らげる。
保存方法
開封後は清潔なスプーンを使って冷蔵庫で保存し、5〜7日を目安に使い切るのが理想です。表面が分離して水分が浮いてきたら、スプーンで軽く混ぜ直せば使えることが多いです。強い酸臭やカビが見えたら使用を止めてください。
栄養・健康面
脂肪分が多く乳由来のカルシウムやたんぱく質を含みます。製品によって食塩を含む場合があるため、ディップやソースに使う際は仕上げの塩を控えて、味見してから調整すると塩分の重なりを防げます。
よくある質問
ギリシャヨーグルトで代用するとき、水切りは必要ですか?
水っぽさが気になる料理では、キッチンペーパーを敷いたざるにヨーグルトをのせて30分ほど冷蔵庫で水切りすると、サワークリームに近いもったりした質感になります。ディップやベイクドポテトのトッピングには水切りがおすすめで、ビーフストロガノフのように煮汁に混ぜる場合は水切り不要です。
生クリームをサワークリームの代わりに使えますか?
使えますが、生クリームには乳酸発酵がないため酸味がほぼありません。「サワークリーム大さじ1 → 生クリーム大さじ1+レモン汁2〜3滴」を目安に加えると、酸味を近づけられます。ビーフストロガノフや煮込み料理の仕上げに向き、加熱後は火を止めてから混ぜると分離しにくくなります。
サワークリームを使う料理で加熱すると分離してしまいます。どう防げますか?
サワークリームを直接グツグツ煮立てると、タンパク質が固まって分離しやすくなります。煮込み料理では火を止めるかごく弱火にしてから加え、すぐにかき混ぜるのがコツです。代用のギリシャヨーグルトでも同じで、高温・長時間加熱は避けてください。
ヴィーガン対応でサワークリームの代用品を探しています。
植物性の代用としては、カシューナッツを水に浸してすりつぶしレモン汁と塩で整えたカシュークリームや、豆乳ベースの植物性サワークリームが販売されています。家で作るなら、水切りした豆腐150gにレモン汁大さじ1、塩少々、植物性オイル小さじ1をブレンダーで攪拌すると、ディップやトッピングとして使えるなめらかなクリームになります。
あとがき
サワークリームは少量でも料理の味の着地点を変える力があります。ビーフストロガノフを煮込んでから「最後のひと味」が足りないと気づくのは、なかなか焦るものです。ギリシャヨーグルトや生クリームで代用するのは決して邪道ではなく、使い方を知っていれば十分においしい一皿になります。冷蔵庫に常備しておくと、チリコンカンやボルシチの日に何かと助かる調味料です。



