白だしがガラスのボウルに入っている

だし・つゆ調味料の種類と使い分け|白だし・めんつゆ・だしの素の違いがわかる比較表つき

白だし・めんつゆ・ほんだし・和風だしの素・昆布だし顆粒はどれも和食のだし味を手軽に整える調味料ですが、色や甘み、使い方が違います。特徴と使い分けの目安をまとめました。

このガイドのポイント

  • 白だしとめんつゆは希釈して使う液体タイプで、白だしは色が淡く甘み控えめ、めんつゆは色が濃く甘みがしっかりしています。
  • ほんだし・和風だしの素・昆布だし顆粒は顆粒タイプで、少量を溶かすだけでうま味と塩分を一度に足せます。
  • かつおの香りを立てたいならほんだしや和風だしの素、上品な旨みを残したいなら昆布だし顆粒、色を淡く保ちたいなら白だしが向きます。

違いの早見表

種類甘み塩分使い方の目安向く料理
白だし淡い控えめしっかりめ(薄口醤油・塩が中心)希釈して使う。白だし小さじ2+水200mlが目安(お吸い物)お吸い物・茶碗蒸し・だし巻き卵
めんつゆ濃いあり(みりん・砂糖由来)しっかりめ(濃口醤油由来で希釈して使う)希釈して使う。3倍濃縮なら水で2〜3倍、つけつゆは大さじ4〜5が目安ざるそば・うどんつゆ・煮物・親子丼
ほんだし溶かすと薄い琥珀色ほぼなししっかりめ(顆粒に食塩を含む)顆粒を溶かす。水400mlに小さじ1が目安(味噌汁)味噌汁・煮物・炊き込みご飯
和風だしの素溶かすと薄い琥珀色ほぼなししっかりめ(顆粒に食塩を含む)顆粒を溶かす。水400mlに小さじ1/2〜1が目安(味噌汁)味噌汁・根菜の煮物・炊き込みご飯・卵焼き
昆布だし顆粒ごく薄い昆布由来のほのかな甘み顆粒に食塩を含む顆粒を溶かす。水400mlに小さじ1が目安(湯豆腐)湯豆腐・煮びたし・炊き込みご飯・和風パスタ

種類ごとの特徴

白だし

白だしは、かつお節や昆布のだしに塩や薄口醤油を合わせた色の淡い和風だし調味料です。薄口を使うため色が濃くなりにくく、お吸い物や茶碗蒸し、だし巻き卵など素材の色をきれいに見せたい料理で、少量でだしの香りと塩味をまとめて整えられます。希釈して使う濃縮タイプが一般的で、お吸い物なら白だし小さじ2に水200mlが目安です。

めんつゆ

めんつゆは、かつお節や昆布のだしに、しょうゆ・みりん・砂糖を合わせて作られる液体調味料です。水で薄めればうどんやそばのつゆになり、薄めずに肉じゃがや親子丼の味つけベースにも使えます。だしとしょうゆの風味、甘みを一度に決められるので、味つけの工程を大きく短くできる希釈タイプです。

ほんだし

ほんだしは、かつお節のだしに食塩やうま味調味料を合わせて顆粒状にした和風だしの素です。湯や水に溶かすだけでかつおだしの香りとうま味が立つので、味噌汁や煮物、炊き込みご飯まで、だしを引く手間をかけずに和食の味を決められます。だしの風味と一緒に塩味も入るため、ほかの塩分と合わせるときは控えめから調整します。かつお・さばなど魚介由来の成分や小麦・大豆を含む製品もあるため、アレルギーがある方は原材料表示をご確認ください。

和風だしの素

和風だしの素は、かつお節や昆布などからとっただしのうま味に食塩や調味料を合わせ、お湯や煮汁にさっと溶ける顆粒に仕上げた調味料です。香りの主体はかつお節で、商品によって昆布や煮干しのうま味が組み合わされており、ほんだしよりバランス寄りの風味に仕上がる商品が多くあります。味噌汁や煮物、炊き込みご飯など、幅広い和食に安定したうま味と塩味を素早く加えられます。

昆布だし顆粒

昆布だし顆粒は、昆布のエキスや粉末に塩やうま味成分を合わせ、湯に溶けやすい粒状にした和風だし調味料です。かつおだしの素のような魚の香りが少なく、穏やかで角の立たない塩味とまろやかな旨みが特徴で、豆腐や青菜など淡白な食材の味を引き立てます。だしを引く手間なく昆布由来のやさしい旨みを足せるので、湯豆腐や煮びたしなど素材の味を生かしたい料理に向きます。

選び方・使い分け

液体か顆粒かで選ぶ

白だしとめんつゆは希釈して使う液体タイプで、味の濃さを水加減で調整しやすいのが特徴です。ほんだし・和風だしの素・昆布だし顆粒は顆粒タイプで、少量を溶かすだけで手早くだし感が出せるので、汁物や煮物にさっと加えたいときに向きます。

色で選ぶ

お吸い物やだし巻き卵のように素材の色をきれいに見せたい料理には、色の淡い白だしや顆粒タイプのほんだし・和風だしの素・昆布だし顆粒が向きます。色が濃くなってもよい煮物やうどんつゆには、しょうゆの色がしっかり出るめんつゆが手早く決まります。

甘みで選ぶ

めんつゆはみりんと砂糖の甘みがあるので、そのまま煮物や親子丼の味つけベースに使えます。白だし・ほんだし・和風だしの素・昆布だし顆粒はいずれも甘みが控えめかほぼないので、甘さを別に加減したい料理や、だしの香りだけを立たせたい料理に向きます。

塩分の重なりに注意して選ぶ

どのだし・つゆ調味料にも塩分が含まれるので、しょうゆや塩を別に使う料理では、だし調味料のぶんを差し引いて味を見ながら加えると塩辛くなりにくくなります。特にめんつゆや白だしは希釈前提の濃さなので、レシピの水分量を確認してから使うと失敗が減ります。

よくある質問

白だしとめんつゆは何が違いますか?

白だしは薄口醤油や塩を中心に仕立てた色の淡いだし調味料で、めんつゆは濃口醤油とみりんを効かせた甘みと色のある調味料です。だしの風味を効かせる点は共通しますが、白だしは色をきれいに見せたい料理、めんつゆは麺類や煮物など色や甘みがあってよい料理に向きます。互いに代用でき、目安は「白だし大さじ1 → めんつゆ大さじ1弱+水少々」です。詳しい料理別の使い分けは白だしとめんつゆの比較記事も参考にしてください。

ほんだしと和風だしの素はどう違いますか?

どちらもかつお節を中心にした顆粒だしですが、ほんだしはかつおの香りがはっきり立つ商品が多く、和風だしの素は昆布や煮干しのうま味も組み合わせたバランス型の商品が多い傾向があります。使い方の目安はほぼ同じで、水400mlに対して小さじ1/2〜1程度を溶かします。白だしで代用するなら「和風だしの素小さじ1 → 白だし大さじ1+水大さじ1」が目安で、塩分は減らして調整してください。

昆布だし顆粒は、ほんだしや和風だしの素とどう使い分けますか?

昆布だし顆粒はかつおの香りが少なく、穏やかで角の立たない旨みが特徴なので、湯豆腐や煮びたしなど淡白な素材の味を生かしたい料理に向きます。かつおの香りをしっかり効かせたい味噌汁や煮物には、ほんだしや和風だしの素が向きます。代用するときの目安は「昆布だし顆粒小さじ1 → 和風だしの素小さじ1/2〜3/4」で、量を控えめにして味を見ながら足すと失敗しにくくなります。

だし・つゆ調味料を切らしたとき、手元のもので代用できますか?

同じ系統同士なら比較的近い味に置き換えられます。液体タイプ同士なら「白だし大さじ1 → めんつゆ大さじ1弱+水少々」、顆粒タイプなら「和風だしの素小さじ1 → めんつゆ大さじ1+水大さじ2」のように、濃さと甘みを見ながら量を調整します。液体タイプと顆粒タイプを入れ替える場合は水分量が変わるので、レシピの水を差し引いてから加えると仕上がりが安定します。

あとがき

味噌汁を作ろうと鍋に湯を沸かしてから、だしの素も白だしも残りわずかだと気づくと、献立をどうしようかと手が止まります。色・甘み・塩分・使い方の違いを知っておけば、そのとき手元にあるだし・つゆ調味料で無理なく代用できます。

白だし

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めんつゆ

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