ガラスのボウルに入ったアガーの画像

【アガーの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • アガーの粉をそのまま液体に入れるとダマになりやすいため、必ず砂糖とよく混ぜてから加えます。
  • ゼラチンのような強い弾力は無く、噛み切りやすくほろっと崩れる軽い口当たりになるため、完全に同じ食感にはなりません。
  • 常温で固まる性質を活かせば、持ち運ぶお弁当のデザートや屋外イベント向けのゼリーにも重宝します。

アガーがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレぷるぷるゼリー

粉ゼラチン

アガー 4gのかわりに

  • 粉ゼラチン4g

口どけのよいゼリーやムースに。弾力のあるぷるっとした食感になりますが、常温では溶けるため要冷蔵で、透明感もわずかに劣ります。

ようかん・あんみつ

粉寒天

アガー 4gのかわりに

  • 粉寒天2g

ようかんやあんみつに。少量で固まり歯切れよく仕上がる一方、白濁してもろく崩れやすく、透明感は出ません。沸騰させて完全に溶かします。

なめらかムース

板ゼラチン

アガー 4gのかわりに

  • 板ゼラチン4g

なめらかなムースやパンナコッタに。氷水でふやかしてから使い、とろけるような口当たりでしっかりした固さより柔らかさが出ます。

葛切り・和スイーツ

葛粉

アガー 4gのかわりに

  • 葛粉大さじ1

葛切りや葛餅など和スイーツに。透明でもちっとした独特の食感になりますが、冷やし固めるゼリーとは用途が違い、火にかけて練ります。

アガーとは

アガーは、海藻由来のカラギーナンなどを主原料にした植物性の凝固材料です。動物性のゼラチンと違って常温でも固まり、寒天よりも透明感が高くぷるんと軽い口当たりに仕上がるのが最大の持ち味で、水ゼリーやフルーツゼリー、水ようかん風のお菓子によく使われます。

無味無臭でくせがなく、果物や液体そのものの色や風味を邪魔しません。

基本の使い方

アガー4gは、あらかじめ砂糖大さじ2程度としっかり混ぜてから液体に加えると、ダマにならず均一に溶けます。

混ぜた粉を液体に加えたら、沸騰直前まで加熱してしっかり煮溶かします。

フルーツゼリーは、果汁200mlにアガー4gを溶かし込むと、果物の色を透明感そのままに閉じ込められます。

型に流し込んだあとは常温〜冷蔵で固まるため、持ち運ぶお菓子にも向きます。

保存方法

乾燥した冷暗所で保存します。湿気を吸うとダマになりやすいため、開封後は密閉容器に移し、使う前に他の粉と混ぜてから加えると失敗が減ります。

栄養・健康面

主成分は食物繊維で、たんぱく質や脂質はほとんど含まずカロリーも低めです。動物性原料を使わないため、ゼラチンを避けたい人にも使いやすい素材です。

よくある質問

アガーの代わりに粉ゼラチンを使うと仕上がりはどう変わりますか?

同じ重量で置き換えられますが、粉ゼラチンは常温に置くと溶けてしまうため、アガーのように常温で固まったままにはできず、食べる直前まで冷蔵しておく必要があります。食感もアガーの軽くぷるんとした口当たりに対して、粉ゼラチンはとろけるような弾力が出るため、フルーツゼリーの見た目や口当たりの印象がやわらかい方向に変わります。

アガーが固まらずダマになってしまいました。原因は何ですか?

アガーの粉をそのまま熱い液体や水に振り入れると、表面だけが急に固まってダマになりやすい性質があります。防ぐには、加える前に砂糖とよく混ぜ合わせてから液体に少しずつ加え、沸騰直前までしっかり加熱して完全に溶かすことが大切です。溶け残りがあるとその部分だけ固まらないので、加熱中はしっかり混ぜ続けてください。

アガーと粉寒天はどちらが透明感が出ますか?

透明感はアガーの方が高く出ます。粉寒天は固める力が強い反面、仕上がりが白く濁りやすく、もろく崩れやすい食感になります。アガーは寒天よりも軽くぷるんとした口当たりで、果物の色をそのまま透かして見せたいフルーツゼリーやカクテルゼリーのようなお菓子に向いています。見た目の澄んだ美しさを重視するならアガーを選ぶとよいでしょう。

アガーは開封後どのくらい保存できますか?

湿気を吸うとダマになりやすくなるため、開封後は密閉容器に移して乾燥した冷暗所で保管し、数か月を目安に使い切るのがおすすめです。粉が固まってきたり、しっとりしてきたりした場合は湿気を吸っているサインなので、使う前に砂糖とよく混ぜて溶け残りが出ないよう注意すると失敗を防げます。

あとがき

透明感のあるフルーツゼリーを作ろうとしてアガーを切らしていた、ということはありませんか。粉ゼラチンや粉寒天でも固めることはできますが、常温でも固まる手軽さと澄んだ見た目まで求めるなら、やはりアガーに勝るものはありません。代用するときは固まり方の違いを踏まえて量を調整すれば、大きく失敗することは避けられます。透明なデザートを作る機会が多いなら常備しておくと便利です。