
【バニラエッセンスの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- 焼き菓子に使うと加熱中に香りが飛んでしまうため、焼く前の生地には油性のバニラオイルの方が向きます。
- 入れすぎるとアルコール臭や苦味が出るため、レシピの分量を守ることが仕上がりの決め手になります。
- 冷たいお菓子は香りの強いバニラエッセンス、焼き菓子は香りが飛びにくいバニラオイル、と用途で使い分けます。
バニラエッセンスがないときの代用品
バニラオイル
バニラエッセンス 小さじ1/4のかわりに
- バニラオイル小さじ1/4
クッキーやパウンドなど焼き菓子に。加熱で香りが飛びにくい油性タイプで、同量で使えますが香りが強いので入れすぎに注意します。
バニラビーンズペースト
バニラエッセンス 小さじ1/4のかわりに
- バニラビーンズペースト小さじ1/4
アイスやカスタードに。ビーンズの粒々が入り見た目も香りも本格的になりますが、エッセンスより濃厚なので同量から試します。
ラム酒
バニラエッセンス 小さじ1/4のかわりに
- ラム酒小さじ1
パウンドケーキなど大人向けの焼き菓子に。バニラそのものの香りではありませんが、甘い芳香で風味づけになります。水分が増える分は他を控えめにします。
バニラシュガー
バニラエッセンス 小さじ1/4のかわりに
- バニラシュガー大さじ1
クッキーやスコーンに。レシピの砂糖の一部と置き換えて使い、香りは穏やかですが焼いても飛びにくいのが利点です。甘さが増すので砂糖を同量減らします。
バニラエッセンスとは
バニラエッセンスは、バニラの香り成分をアルコールに溶かした水性の香料です。数滴加えるだけで卵やミルクの生臭みを消し、甘く華やかな香りを添えられるのが特徴で、プリンやアイスクリーム、カスタードクリーム、生クリームなどの冷たいお菓子によく使われます。アルコールベースのため加熱すると香りが飛びやすい性質があります。
それ自体に味はほとんどなく、甘く華やかなバニラの香りだけを加えます。
基本の使い方
カスタードクリームやプリン液には、火を止めてからバニラエッセンス小さじ1/4を加えると、香りをしっかり残せます。
生クリームをホイップするときにバニラエッセンス小さじ1/4を加えると、卵や乳の生臭みが和らぎ上品な香りになります。
アイスクリームの液には、冷やし固める前にバニラエッセンス小さじ1/4を混ぜ込みます。
クッキーやパウンドケーキなど焼く生地には、加熱で香りが飛びやすいため油性のバニラオイルを使う方が向きます。
保存方法
高温・直射日光を避けて密栓し、常温の冷暗所で保存します。アルコールが飛びやすいため、使ったらすぐにふたを閉めることも香りを保つコツです。
栄養・健康面
使用量が数滴程度とごく微量のため、カロリーや栄養面への影響はほとんどありません。アルコールを含みますが加熱すればほぼ揮発します。
よくある質問
バニラエッセンスの代わりにバニラオイルを使うときの違いは何ですか?
バニラエッセンスは水とアルコールがベースで揮発しやすく、加熱すると香りが飛びやすい性質があります。一方バニラオイルは油性のため加熱に強く、クッキーやパウンドケーキなど焼き菓子に向きます。分量は同量が目安ですが、バニラオイルは香りが強く出やすいので、入れすぎると苦く感じることがあるため少なめから試すと失敗しません。
焼き菓子にバニラエッセンスを使うと香りが飛んでしまうのはなぜですか?
バニラエッセンスはアルコールに香り成分を溶かした水性の香料で、揮発性が高いため、オーブンの高温にさらされると香り成分が一緒に蒸発してしまいます。そのため生地を焼く前に加えても、焼き上がる頃には香りがかなり弱くなっています。焼き菓子で香りをしっかり残したいときは、油性で熱に強いバニラオイルやバニラビーンズペーストを使う方が向いています。
バニラエッセンスを入れすぎるとどうなりますか?
既定量より多く入れると、甘い香りを通り越してアルコール特有のツンとした香りや、苦味を感じる仕上がりになってしまいます。少量で十分香りが立つ濃縮タイプなので、レシピに書かれた小さじ1/4程度の分量を守ることが大切です。香りを強めたいときは分量を増やすよりも、加えるタイミングを工夫する方が失敗しにくくなります。
バニラエッセンスはどのくらいの期間保存できますか?
アルコールベースで揮発しやすいため、使ったあとはすぐにふたをしっかり閉めることが香りを保つポイントです。高温多湿や直射日光を避けた冷暗所で保存すれば、未開封・開封後とも比較的長く使えますが、香りが以前より弱く感じたら早めに使い切るか買い替えるとよいでしょう。
あとがき
プリンを作ろうとしてバニラエッセンスの瓶が空だった、なんてことはありませんか。バニラオイルなら焼き菓子にも冷菓にも幅広く使えて便利ですが、加熱するかしないかでどちらが向くかが変わる点だけは覚えておきたいところです。手元にある香料の特徴を知っておけば、いつものお菓子の風味を大きく損なわずに仕上げられます。冷菓と焼き菓子どちらも作るなら、両方を常備しておくと安心です。



