
【ごま油の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- ごま油の代用は「香りのない油」に「ごまの香ばしさ」を足して組み立てると近づき、太白ごま油+すりごまが土台になります。
- 生がけする冷奴やサラダは香りの違いが出やすいので、近い太白ごま油系を、炒め物は香りが飛ぶぶんサラダ油系でも十分です。
- すりごまは焦げやすいので、炒め物では仕上げに加えると香ばしさを残せます。
ごま油がないときの代用品
太白ごま油+すりごま
ごま油 大さじ1のかわりに
- 太白ごま油大さじ1
- 白すりごま小さじ1/2
太白ごま油は焙煎していないので香りはひかえめですが、白すりごまを足すとごまの香ばしさが補えます。ナムルや冷しゃぶサラダなど、ごまの風味を前に出したい料理で近い仕上がりになります。
サラダ油+白すりごま+しょうゆ
ごま油 大さじ1のかわりに
- サラダ油大さじ1
- 白すりごま小さじ1
- しょうゆ数滴
香りのないサラダ油にすりごまとしょうゆを合わせると、きんぴらごぼうや野菜炒めなど炒める料理で香りとコクを補えます。すりごまは焦げやすいので、炒め終わりに加えると香ばしさを残しやすいです。
オリーブオイル+白いりごま
ごま油 大さじ1のかわりに
- オリーブオイル大さじ1
- 白いりごま小さじ1/2
オリーブオイルの青い香りは残りますが、冷奴やトマトの和え物などさっぱりした小鉢なら、香りの違いをむしろ生かしながら代用できる組み合わせです。
ラー油+サラダ油
ごま油 大さじ1のかわりに
- ラー油小さじ1/4
- サラダ油小さじ3/4〜1
ラー油にはごまの香りと辛味があるので、サラダ油で薄めると香りづけに使えます。餃子のたれや冷やし中華など、少しピリ辛でもよい料理で香りの物足りなさを補えます。
ごま油とは
ごま油は焙煎したごまを搾って作る香り高い植物油で、中国・韓国・日本の料理で香りづけ用の油として使われてきました。チャーハンやナムル、冷奴、スープの仕上げに数滴たらすだけで香ばしさとコクが加わり、焙煎の強さで香りの濃い茶色のものと、香りひかえめの太白などに分かれます。
焙煎したごまの香ばしい香りと、口に重く残りにくい軽めのコクがあり、少量でも風味が立ちます。加熱すると香りがまろやかになり、生のままかけると冷奴やサラダで香りがはっきり感じられます。
基本の使い方
ほうれん草のナムルは、ゆでたほうれん草1束にごま油小さじ1としょうゆ小さじ1/2を和えると、香りとコクがほどよくつきます。
チャーハンは、仕上げにご飯茶碗1杯分につきごま油小さじ1/2を鍋肌から回しかけると、香りが立ちつつ油っぽくなりにくくなります。
わかめスープや中華風卵スープは、1人分にごま油を2〜3滴たらすと、あっさりしたスープに香ばしさと奥行きが出ます。
冷奴や冷しゃぶサラダは、1人分にごま油小さじ1/2としょうゆ小さじ1/2をかけると、シンプルでも満足感のある味になります。
保存方法
直射日光と高温を避け、未開封は暗く涼しい場所で保存します。開封後はキャップをしっかり閉めてコンロのそばを避け、冷暗所か冷蔵庫で保管すると、酸化による風味落ちを抑えられます。香りが弱くなったと感じたら、料理の仕上げに使う量を少し増やすと風味を立て直せます。
栄養・健康面
主成分は脂質で、ビタミンEやごま由来のセサミンなどの抗酸化成分を含みます。塩分はほとんど含まないので、塩気を増やさずに香りとコクで満足感を出したいときに役立ちます。香りづけが目的なら少量で効くため、入れすぎなくても風味は十分立ちます。
よくある質問
ごま油の代わりにサラダ油を使うと風味はどのくらい変わりますか?
サラダ油は香りがないので、そのままだとごま油特有の香ばしさは出ません。「サラダ油大さじ1+白すりごま小さじ1+しょうゆ数滴」のようにすりごまで香りを補うと近づきます。炒め物なら香りが飛びやすいぶん違いが目立ちにくいですが、冷奴など生でかける料理では差が出やすいので、すりごまを多めにするのがおすすめです。
太白ごま油と普通のごま油は同じように使えますか?
太白ごま油は焙煎せずに搾るため色が薄く香りもひかえめで、揚げ物や素材の味を生かしたい料理に向きます。香ばしい風味が欲しいときは「太白ごま油大さじ1+白すりごま小さじ1/2」のようにすりごまを足すと、焙煎したごま油に近い香りになります。逆に香りを立てたくない料理ではそのまま使えて便利です。
ごま油を加熱すると香りが飛んでしまうのはなぜですか?防ぐには?
ごま油の香り成分は熱で揮発しやすいため、長く加熱すると香りが弱まります。香りを生かしたいときは、炒めの途中ではなく火を止める直前や仕上げに鍋肌から回し入れるのがコツです。チャーハンやスープでも、最後にひとたらしする使い方にすると、少量でも香ばしさをしっかり感じられます。
ごま油が古くなって香りが弱い気がします。使っても大丈夫ですか?
油は時間とともに酸化して香りが落ち、古くなると重い匂いが出ることがあります。香りが弱いだけなら使う量を少し増やせば風味を補えますが、油くさい異臭や苦みを感じる場合は酸化が進んだサインなので使わないほうが安心です。開封後は冷暗所に置き、早めに使い切ると香りを保てます。
あとがき
ナムルやスープの仕上げにひと回し、というところでごま油の瓶が空に近いと、あの香ばしさが恋しくなりますよね。そんなときは手元の油にすりごまを合わせるだけで、ぐっとごま油らしい香りに寄せられます。香りが主役の料理ほど差が出やすいので、生でかけるか加熱するかで代用品を選ぶと、仕上がりが安定します。
この調味料を使ったレシピ

厚揚げと小松菜の白だし和え
香ばしく焼いた厚揚げとさっとゆでた小松菜を、白だしベースで手早く和える副菜です。10分で作れて、あと一品にも作り置きにも便利です。
厚揚げときのこの焼肉だれ炒め
焼肉のタレだけで味が決まる、厚揚げときのこの香ばし炒めです。冷めてもおいしく、作り置きやお弁当に活躍します。

厚揚げと長ねぎの白だし香ばし焼き
白だしのやさしい旨みをまとわせた厚揚げを、長ねぎと一緒に香ばしく焼き上げるお弁当向けの一品。冷めても味がぼやけにくく、作り置きにも便利です。

厚揚げとトマトのごま油香るダイエットスープ
厚揚げの満足感とトマトの酸味を活かした、軽やかなのに食べごたえのあるスープです。ごま油の香りで薄味でも物足りなさを感じにくく、ダイエット中の一食にぴったり。

厚揚げとズッキーニの鶏ガラ旨蒸し
厚揚げに鶏ガラの旨みをしっかり含ませ、ズッキーニを蒸して甘みを引き出すガッツリ系の主菜です。フライパンひとつで手早く作れて、ご飯が進む味に仕上がります。

厚揚げとズッキーニのオイスター蒸し
厚揚げにオイスターソースの旨みを含ませ、ズッキーニと一緒に蒸し上げる作り置き向けの主菜です。冷めても味がなじんでおいしく、お弁当にも使いやすい一品です。




