ガラスのボウルに入ったピーナッツオイルの画像

【ピーナッツオイルの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • ふだんの炒め物はサラダ油を同量で置き換え、足りない香ばしさは白こしょうやねぎ油で補うのが基本です。
  • 揚げ物は米油に替えると軽い口当たりになり、衣のべたつきを抑えやすくなります。
  • 中華の香ばしさを寄せたいときは、サラダ油に焙煎ごま油を少量ブレンドすると失敗しにくいです。

ピーナッツオイルがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレ青椒肉絲・野菜炒め

サラダ油

ピーナッツオイル 大さじ1のかわりに

  • サラダ油大さじ1

クセのない油なので青椒肉絲や野菜炒めにそのまま使えます。ナッツの香ばしさが出ないぶん、仕上げに白こしょうやねぎ油を少し足すと味の輪郭が立ちます。

ナッツ感はほぼ出ません

米油

ピーナッツオイル 大さじ1のかわりに

  • 米油大さじ1

あっさりして発煙点が高く、唐揚げや春巻きの揚げ油にぴったりです。食材の味は活きますがナッツ感はほぼ出ないので、香りより軽さが欲しいときに向きます。

海老チャーハン

太白ごま油

ピーナッツオイル 大さじ1のかわりに

  • 太白ごま油大さじ1

生のごまを搾った無色の油で、焙煎ごま油のような強い香りはなく上品なコクが出ます。海老チャーハンや焼きそばに使うと、主張しすぎずにうま味を補えます。

回鍋肉・中華だれ

ごま油(焙煎)+サラダ油

ピーナッツオイル 大さじ1のかわりに

  • ごま油小さじ1
  • サラダ油小さじ2

サラダ油をベースに焙煎ごま油で香ばしさを足す組み合わせです。回鍋肉や中華だれの香りを寄せやすい一方、ごま油が多いとごまの香りが前に出るので控えめにします。

ピーナッツオイルとは

ピーナッツオイルは、落花生(ピーナッツ)を搾って作る植物油です。発煙点が高く高温調理に強いため、中国料理や東南アジア料理の炒め物や揚げ物で好まれ、青椒肉絲やチャーハンに香ばしさとコクを添えます。精製度の高いものはクセが少なく、焙煎したピーナッツから搾ったものはナッツの香りがはっきり出ます。

香りのおだやかな油で、後口にナッツらしい香ばしさがふわりと残ります。主張が強すぎないので、鶏肉や野菜の炒め物でも素材の味を覆わず、揚げ物に使うと軽く香ばしい衣に仕上がります。

基本の使い方

青椒肉絲2人分なら、ピーナッツオイル大さじ1で牛肉とピーマンを強火で手早く炒めると、香ばしくシャキッと仕上がります。

鶏のから揚げ400gは、鍋に深さ3cmほどのピーナッツオイルを入れ、170〜175℃で揚げると軽い口当たりになります。

海老チャーハン1人分は、ピーナッツオイル大さじ1/2を熱して卵・ご飯・海老の順に炒めると香りが立ちます。

中華風ドレッシングは、ピーナッツオイル小さじ2+酢小さじ2+しょうゆ小さじ1を混ぜると、蒸し鶏サラダにコクが出ます。

保存方法

未開封は直射日光を避けた冷暗所で保存します。開封後は油が空気で酸化しやすいので、しっかり密栓して1〜2か月を目安に使い切ります。揚げ油に使ったものは網じゃくしでカスをこし、冷暗所で早めに再利用すると傷みにくく、色やにおいが変わったら処分します。

栄養・健康面

主成分は脂質で、オレイン酸などの不飽和脂肪酸とビタミンEを含みます。塩分はありませんが油はエネルギーが高いので、炒め物は計量スプーンで量を決めると入れすぎを防げます。落花生由来なので、ピーナッツアレルギーがある場合は使用を避けてください。

よくある質問

ピーナッツオイルをサラダ油で代用すると、味は落ちますか?

炒め物なら「ピーナッツオイル大さじ1 → サラダ油大さじ1」で問題なく置き換えられ、料理として十分おいしく仕上がります。違いはナッツらしい香ばしさが出ない点だけなので、青椒肉絲や野菜炒めでは仕上げに白こしょうや刻みねぎ、ねぎ油を少し足すと風味の物足りなさを補えます。揚げ物に使う場合も同量でかまいません。

ピーナッツオイルは揚げ物に向いていますか?再利用できますか?

発煙点が高く高温に強いので、唐揚げや春巻きなどの揚げ物に向いており、軽くからりと揚がります。揚げ油は使用後にカスをこして冷暗所で保存すれば数回は再利用できますが、油は加熱を重ねるほど酸化が進むので、色が濃くなったり粘りやにおいが出たりしたら処分します。揚げ物がない日も、炒め物に少しずつ回して使い切るのがおすすめです。

ピーナッツアレルギーがあっても、ピーナッツオイルは使えますか?

落花生を原料にした油なので、ピーナッツアレルギーのある方は基本的に避けるのが安全です。高度に精製した油はたんぱく質がほとんど除かれていると言われますが、商品や製法によって差があり、ナッツ由来のたんぱくが残る可能性も否定できません。心配な場合は使用を控え、米油やサラダ油など落花生を含まない油で代用してください。

焙煎タイプと精製タイプのピーナッツオイルは、使い方が違いますか?

精製タイプは香りがおだやかで発煙点が高く、炒め物全般や揚げ物に幅広く使えます。焙煎したピーナッツから搾ったタイプはナッツの香りが強いので、加熱で香りが飛ばないよう、和え物やドレッシング、仕上げの一垂らしのように火を入れない使い方が向いています。代用するときも、香りづけ目的なら焙煎タイプ、加熱調理なら精製タイプ、と役割で選ぶと使い分けやすいです。

あとがき

ピーナッツオイルは、強い香りで主張せずに料理へ香ばしさとコクを添えてくれる、扱いやすい油です。中華を炒めようとボトルを持ち上げたら空だった、という日もサラダ油を軸に少量のごま油を足せば、食卓の満足感はしっかり保てます。青椒肉絲や揚げ物を頻繁に作るなら、一本あると仕上がりが安定して頼りになります。

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おかず百景

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