
【パプリカパウダーの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- 辛味を出したくないなら、唐辛子やチリパウダーは少量から試し、一味は控えるのが失敗しにくいコツです。
- カレー粉は香りも色も主張が強いので、トマト煮など香りを受け止める煮込み料理向きです。
- 彩りだけ補いたいなら赤ピーマンパウダーやトマトパウダーなど、味を大きく変えない赤系の粉が便利です。
パプリカパウダーがないときの代用品
チリパウダー
パプリカパウダー 小さじ1のかわりに
- チリパウダー小さじ1/3
- 一味を使わない
チリパウダーはパプリカに唐辛子やクミンなどを合わせた配合なので、赤い色味とスパイス感を一度に補えます。辛味があるぶん量を抑え、一味は足さないのがコツです。タコライスやチリビーンズには合いますが、辛さを出したくないロールキャベツでは刺激が前に出やすくなります。
カレー粉
パプリカパウダー 小さじ1のかわりに
- カレー粉小さじ1/2
- 砂糖ひとつまみ
カレー粉は色づけに使えますが香りが強く、ターメリックの黄色も混ざるためパプリカの赤さ寄りにはなりません。砂糖をひとつまみ足すと角が取れます。鶏のトマト煮のように香りの強い煮込みには合いますが、彩り重視の仕上げ振りには不向きです。
一味唐辛子 + パプリカ色の野菜粉末
パプリカパウダー 小さじ1のかわりに
- 一味ひとつまみ
- トマトパウダー小さじ1
トマトパウダーで赤い色とうま味を、一味でほんのわずかな辛味のニュアンスを補う組み合わせです。スープやソースの色づけに便利ですが、一味を入れすぎると辛くなるのでひとつまみにとどめ、ウインナー炒めなどでは味を見ながら加減してください。
赤ピーマンパウダー(あれば)
パプリカパウダー 小さじ1のかわりに
- 赤ピーマンパウダー小さじ1
赤ピーマンを粉にしたもので、辛味がなく色味も近いため同量でそのまま置き換えやすい代用です。ポテトサラダの仕上げ振りなどでは違いがほとんど気になりません。ただ香りはやや青みが立つことがあるので、香りを生かす料理では控えめに使うと自然です。
パプリカパウダーとは
パプリカパウダーは、赤く熟した辛味の少ないパプリカ(唐辛子の一種)を乾燥させて粉にしたスパイスで、ハンガリー料理をはじめ世界の煮込みや肉料理で親しまれています。辛さはほとんどなく、グーラッシュやロールキャベツ、鶏のトマト煮の色づけと、ほのかに甘い香りづけに使われます。
甘くおだやかな香りに、わずかな青っぽさを感じる風味が特徴です。同じ唐辛子由来でも刺激はほとんどなく、料理に赤い色味と軽いコクを添えたいときに向いています。
基本の使い方
鶏もも肉300gのトマト煮なら、下味にパプリカパウダー小さじ1を加えると香りと赤みがきれいに出ます。
ポテトサラダ2人分(じゃがいも250g)には、仕上げに小さじ1/2を振ると彩りが増して味が締まります。
ロースト野菜(にんじん1本・玉ねぎ1/2個)に、オリーブオイル大さじ1と小さじ1を和えて焼くと香ばしさが出ます。
ウインナー4本の炒め物なら、最後に小さじ1/3を加えるとケチャップ味でも単調になりにくくなります。
保存方法
開封前は直射日光と高温多湿を避けた冷暗所で保存し、開封後は密閉して3〜6か月を目安に使い切ります。粉スパイスは熱と光で香りと赤い色が抜けやすいので、コンロ脇は避けて戸棚にしまうと劣化を抑えられます。色がくすんで香りが弱まってきたら、風味が落ちたサインです。
栄養・健康面
小さじ1あたりの塩分はほぼ0gで、赤い色のもとになるカロテノイド類を含むのが特長です。一度に使う量はわずかですが、塩分を増やさずに料理へ色と風味を添えられるので、味付けの幅を広げたいときに役立ちます。
よくある質問
パプリカパウダーの代わりに辛さを出さずに色づけしたいです。何が使えますか?
辛味を避けたいなら、赤ピーマンパウダーやトマトパウダーなど赤系で辛くない粉が向いています。赤ピーマンパウダーは「パプリカパウダー小さじ1 → 赤ピーマンパウダー小さじ1」と同量でそのまま置き換えられます。トマトパウダーは色とうま味を足せますが、赤の色みはやや橙寄りになります。チリパウダーや一味は辛味が出るので、彩り目的だけなら避けるか、ごく少量にとどめてください。
パプリカパウダーとチリパウダーはどう違いますか?
パプリカパウダーは辛味の少ないパプリカだけを粉にした単一のスパイスで、ほぼ辛くありません。チリパウダーはパプリカに唐辛子やクミン、ガーリックなどを合わせたミックススパイスで、辛味とスパイス感があります。色づけや甘い香りだけ欲しいときはパプリカパウダー、メキシコ料理のようにスパイシーさも欲しいときはチリパウダー、と目的で選ぶと使い分けやすくなります。
パプリカパウダーは加熱すると焦げやすいと聞きました。使うタイミングは?
パプリカパウダーは糖分を含むため強火で長く加熱すると焦げて苦くなりやすい性質があります。炒め物では油や具材を加えてから弱めの火で短く絡めるか、煮込みでは水分のある段階で加えると焦げにくくなります。色と香りを際立たせたいときは、仕上げに振りかける使い方も向いています。香りが立ったら火を入れすぎないのがコツです。
パプリカパウダーの赤い色が抜けてくすんできました。まだ使えますか?
色がくすんで香りも弱くなってきたら、光や熱で風味が落ちてきたサインです。使えなくはありませんが、色づけにも香りづけにも力が出にくくなります。買い替えるか、量を少し増やして補うと近い仕上がりになります。今後の劣化を防ぐには、開封後は密閉してコンロ脇を避けた冷暗所に置き、3〜6か月を目安に使い切ると鮮やかさを保てます。
あとがき
仕上げにひと振りするだけで見た目が決まる粉ほど、いざ使おうとして切らしていると地味に困るものです。私も鶏のトマト煮を作る日に何度かやってしまいました。そんなときは辛味のある代用品をぐっと控えめにし、まずは色づけから合わせていくと全体がまとまります。一本置いておくと平日の時短ごはんの彩りがぐっと整うので、常備しておくと安心です。
この調味料を使ったレシピ

厚揚げとセロリのめんつゆ唐揚げ
カリッと揚げた厚揚げに、香ばしいセロリを合わせためんつゆ味のガッツリおかず。甘辛いコクと食感のコントラストで、ご飯が止まらない一皿です。

厚揚げとセロリの白だしふんわり蒸し
白だしのやさしい旨みで厚揚げとセロリをふっくら蒸し上げる、子どもも食べやすい主菜です。短時間で作れて後味はさっぱり。

厚揚げとかぼちゃのマヨしょうが漬け
こんがり焼いた厚揚げとかぼちゃを、しょうが香る軽めのマヨだれに漬けるだけ。満足感がありながら食べやすい、ダイエット中の作り置きおかずです。

厚揚げと小松菜の白だし和え
香ばしく焼いた厚揚げとさっとゆでた小松菜を、白だしベースで手早く和える副菜です。10分で作れて、あと一品にも作り置きにも便利です。

厚揚げと水菜のバター醤油おつまみスープ
こんがり焼いた厚揚げに、バター醤油の香りをまとわせた満足感のあるスープです。水菜のシャキッとした食感がアクセントになり、おつまみにもぴったりです。

厚揚げときのこのマヨしょうゆ炒め
厚揚げときのこをさっと炒め、マヨネーズでコクを出した節約おかずです。少ない材料でも満足感があり、ご飯が進む味に仕上がります。




