
【カレー粉の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- 黄色い色まで欲しいならターメリックを足したガラムマサラ、とろみごと欲しいならカレールウ、と仕上がりの要望で選ぶと外しにくいです。
- 五香粉は「カレー味」ではなく中華風の香りになるので、いつもと違う方向に振りたいときの選択肢と考えると使いやすいです。
- 単体スパイスを合わせる代用は辛さを自分で調整できるのが利点で、辛味が足りなければチリパウダーやこしょうで補えます。
カレー粉がないときの代用品
ガラムマサラ+ターメリック
カレー粉 大さじ1のかわりに
- ガラムマサラ小さじ1
- ターメリック小さじ1/2
ガラムマサラは香りの華やかなミックススパイスで、黄色みを出すターメリックを足すとカレー粉に近い色と香りになります。香りが強く出るので、キーマカレーやドライカレーなどスパイス感を生かす料理向きです。子ども向けには少量から味を見て加えてください。
カレールウ(固形・フレーク)
カレー粉 大さじ1のかわりに
- カレールウ約1かけ(20g)を細かく刻んで使用
小麦粉と油脂、塩分があらかじめ入っているので、刻んで溶かすとそのままとろみとコクがつきます。カレーうどんのつゆやカレーシチューなど、とろみが欲しい料理に便利です。塩気が強いので、ほかの塩やしょうゆは控えめに調整してください。
五香粉+しょうゆ
カレー粉 大さじ1のかわりに
- 五香粉小さじ1/2
- しょうゆ小さじ1/2
五香粉は八角やシナモン、花椒などを合わせた中華のミックススパイスで、カレーとは香りの方向が異なります。鶏手羽元の煮込みや豚バラの甘辛煮など、中華寄りに振りたいときに使うと、エキゾチックで甘い香りの一皿になります。
自家製ブレンド(クミン+コリアンダー+ターメリック)
カレー粉 大さじ1のかわりに
- クミン小さじ1/2
- コリアンダー小さじ1/2
- ターメリック小さじ1/2
カレー粉の土台になる3種を自分で合わせる配合です。やさしい辛さで香りだけを付けたいカレー風味の野菜炒めやスープに向きます。辛味が欲しければチリパウダーやこしょうをひとつまみ足して好みに寄せられます。
カレー粉とは
カレー粉はターメリックやクミン、コリアンダーなど十数種のスパイスをあらかじめ調合した粉末調味料です。煮込みカレーだけでなく、カレーチャーハンやカレー風味の唐揚げ、スープ、ポテトサラダの味変まで、家庭料理に手軽にスパイスの香りを足せるのが便利な点です。製品によって配合が違うため、辛さや香りの強さには差があります。
ターメリックの土っぽい香りに、クミンやコリアンダーの香ばしさが重なった複合的な香りが立ちます。市販品の多くは辛味が控えめで、唐辛子の刺激より芳香が前に出るため、子どもでも食べやすいマイルドな風味のものが主流です。
基本の使い方
カレーライス
4人分でカレー粉大さじ2〜3を目安に、炒めた玉ねぎ・肉・野菜に振り入れて香りを出してから水とコンソメを加えます。小麦粉や片栗粉で軽くとろみを付けると食べやすくなります。
カレーチャーハン
ご飯茶碗2杯分に対してカレー粉小さじ1〜2を目安に、ベーコンや卵を炒めた油に加えて香りを立たせてからご飯を入れて炒め合わせます。
カレー風味唐揚げ
鶏もも肉300gに対し、カレー粉小さじ2・しょうゆ大さじ1・にんにくすりおろし少々で下味を付け、10分ほど置いてから片栗粉をまぶして揚げます。
カレーポテトサラダ
じゃがいも中3個分のポテトサラダに、カレー粉小さじ1/2〜1をマヨネーズと一緒に混ぜ込むと、お弁当向きのスパイス風味に仕上がります。
保存方法
スパイスの香りは光・熱・湿気で飛ぶので、開封後は缶やびんの口をしっかり閉め、コンロから離れた冷暗所に置いて半年〜1年を目安に使い切ります。湿気た缶にぬれたスプーンを入れると固まりやすいので、必ず乾いた計量スプーンですくうのが香りを保つコツです。
栄養・健康面
スパイスの集まりなのでカロリーや脂質はわずかで、塩分もほとんど含みません。そのぶん味の塩加減は塩やしょうゆ側で決める必要があります。ターメリックの色素クルクミンなどスパイス由来の成分を含みますが、一度に使う量は少量なので、香りづけの調味料として気軽に使えます。
よくある質問
カレー粉とガラムマサラは何が違うのですか?
どちらもミックススパイスですが、カレー粉はターメリックを含み黄色く色づき、辛味控えめで単体でカレー味の土台になります。ガラムマサラは色づけのターメリックを基本含まず、シナモンやクローブなど香り高いスパイス中心で、仕上げの香りづけに少量使うのが本来の役割です。カレー粉の代わりにするなら、ターメリックを足して色と量を補うとバランスが取れます。
カレールウでカレー粉を代用すると、味はどう変わりますか?
ルウには小麦粉・油脂・塩分・うま味成分が入っているため、刻んで使うと香りだけでなくとろみとコク、塩気まで一度に加わります。「カレー粉大さじ1 → カレールウ約1かけ(20g)」を目安にしつつ、塩やしょうゆ、コンソメは控えめにしないと味が濃くなりがちです。香りづけだけしたい炒め物より、汁気のある煮込みやうどんつゆに向いています。
カレー粉の辛さを足したいときは何を加えればいいですか?
市販のカレー粉は辛味が穏やかなものが多いので、辛さを足すならチリパウダーやカイエンペッパー、一味唐辛子を少量ずつ加えるのが手軽です。香りに深みも欲しいときは、黒こしょうやしょうがを合わせると後を引く辛さになります。いずれも入れすぎると戻せないので、ひとつまみ単位で味を見ながら調整してください。
カレー粉は炒めてから使ったほうがいいのですか?
多くの場合、油でさっと炒めてから煮ると粉っぽさが抜け、香ばしさが立って仕上がりが良くなります。玉ねぎや肉を炒めたあとに振り入れ、焦がさないよう弱めの火で30秒ほど混ぜてから水分を加えるのがおすすめです。チャーハンやポテトサラダのように加熱が短い料理でも、油となじませてから具材と合わせると香りが立ちやすくなります。
あとがき
カレーを作る気満々で鍋に火をかけてから、缶を振っても粉がほとんど出てこないと気づくと、献立ごと考え直したくなりますよね。でもスパイス棚にクミンやターメリックがあったり、ルウがひとかけ残っていたりすれば、意外と一皿はまとまります。単体スパイスの香りに少しずつ慣れておくと、カレー粉がある日も自分好みに香りを足せるようになり、料理の幅が静かに広がっていきます。
この調味料を使ったレシピ

厚揚げとセロリのめんつゆ唐揚げ
カリッと揚げた厚揚げに、香ばしいセロリを合わせためんつゆ味のガッツリおかず。甘辛いコクと食感のコントラストで、ご飯が止まらない一皿です。

厚揚げとセロリの白だしふんわり蒸し
白だしのやさしい旨みで厚揚げとセロリをふっくら蒸し上げる、子どもも食べやすい主菜です。短時間で作れて後味はさっぱり。

厚揚げとかぼちゃのマヨしょうが漬け
こんがり焼いた厚揚げとかぼちゃを、しょうが香る軽めのマヨだれに漬けるだけ。満足感がありながら食べやすい、ダイエット中の作り置きおかずです。

厚揚げと小松菜の白だし和え
香ばしく焼いた厚揚げとさっとゆでた小松菜を、白だしベースで手早く和える副菜です。10分で作れて、あと一品にも作り置きにも便利です。

厚揚げと水菜のバター醤油おつまみスープ
こんがり焼いた厚揚げに、バター醤油の香りをまとわせた満足感のあるスープです。水菜のシャキッとした食感がアクセントになり、おつまみにもぴったりです。

厚揚げときのこのマヨしょうゆ炒め
厚揚げときのこをさっと炒め、マヨネーズでコクを出した節約おかずです。少ない材料でも満足感があり、ご飯が進む味に仕上がります。




