昆布茶がガラスのボウルに入っている

【昆布茶の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • 澄んだお吸い物には和風だしの素+塩、浅漬けには刻み昆布+塩と、料理の見た目で代用品を選び分けると失敗しにくいです。
  • 昆布のうま味を液体で足したいときは白だし、まろやかさ重視なら顆粒昆布だしに砂糖をほんの少し、と方向性で使い分けます。
  • どの代用品も塩分が出やすいので、規定量の半分から入れて味をみるのが昆布茶置き換えの基本です。

昆布茶がないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレお吸い物・茶碗蒸し

和風だしの素+塩

昆布茶 小さじ1のかわりに

  • 和風だしの素小さじ1/3
  • ひとつまみ

お吸い物や茶碗蒸しなど、だしの風味を前面に出したい料理に向きます。昆布よりかつおの香りが立つので、和風だしの素はやや控えめから試すと失敗しにくいです。

浅漬け

塩+粉末昆布(とろろ昆布や刻み昆布を細かく刻む)

昆布茶 小さじ1のかわりに

  • 小さじ1/4
  • 細かく刻んだ昆布小さじ1強

浅漬けやきゅうりの塩もみに使うと、昆布の風味と塩気を近づけやすいです。具材に昆布の食感が残るので、澄んだスープより漬物や和え物向きです。

炊き込みご飯・卵焼き

白だし(濃縮タイプ)

昆布茶 小さじ1のかわりに

  • 白だし小さじ1と水小さじ1

炊き込みご飯や卵焼きなど、液体の調味がしやすい料理で使えます。かつおや煮干しの風味が強い白だしも多いので、しょうゆを減らすなど全体の塩分調整を意識するとよいです。

鍋のスープ

顆粒昆布だし+少量の砂糖

昆布茶 小さじ1のかわりに

  • 顆粒昆布だし小さじ1/2
  • ひとつまみ
  • 砂糖ごく少々

鍋のスープやうどんだしに使うと、昆布茶に近いまろやかさが出ます。砂糖を入れすぎると甘さが目立つので、まずはほんのひとつまみから調整してみてください。

昆布茶とは

昆布茶は、乾燥昆布を粉末状にし塩やうま味調味料を加えて仕上げた飲用・料理用の調味料です。お湯に溶かして昆布茶として飲むほか、浅漬けの下味やおにぎりの塩代わり、炒め物の隠し味など、昆布のだし感と塩味を同時に加えたいときに重宝します。

昆布特有のまろやかなうま味とほのかな磯の香りに、しっかりめの塩味が合わさった味わいです。顆粒状で溶けやすく、少量でも塩気とだし感がはっきり出るのが特徴です。

基本の使い方

お吸い物

昆布茶小さじ1/2を熱湯150mlに溶かし、薄口しょうゆを数滴加えると簡単な即席お吸い物になります。

浅漬け

きゅうり1本(約100g)に昆布茶小さじ1/2をまぶし、ポリ袋でもみ込んで冷蔵庫で30分ほどおくと簡単浅漬けになります。

炒め物

キャベツと豚こまの炒め物(2人分)に、仕上げとして昆布茶小さじ1/2を振り入れると塩とだしを一度に補えます。

おにぎり

温かいご飯200gに昆布茶小さじ1/3を混ぜてから握ると、塩を使わずに昆布風味のおにぎりが作れます。

保存方法

未開封では直射日光と高温多湿を避け、常温で表示期限まで保存できます。開封後はしっかり封をして湿気を避け、冷暗所か冷蔵庫で保管し、できれば2〜3か月程度を目安に早めに使い切ると風味が保てます。

栄養・健康面

主成分は塩と昆布由来のうま味成分で、ナトリウム量は一般的な食塩と同程度かやや高めです。カロリーや脂質は少ない一方で、飲み物として頻繁に飲む場合や味付けに多用する際は塩分の摂り過ぎに注意が必要です。

よくある質問

昆布茶を料理に使うと「だしの素」とどう味が違いますか?

昆布茶は昆布のうま味(グルタミン酸)に塩味が加わったすっきり系で、味の方向は澄んだお吸い物や浅漬けに合います。一方で一般的な和風だしの素はかつおのうま味(イノシン酸)と香りが主役になりやすく、煮物や味噌汁向きです。昆布茶の代わりにだしの素を使うとかつお節の香りが前に出るので、控えめに入れて昆布茶ほど塩が効いていなければ塩をひとつまみ足すと近づきます。

昆布茶を白だしで代用するとき、塩加減で気をつけることは?

白だしは液体で塩分濃度が高い製品が多いため、昆布茶を粉のまま使うつもりの感覚で入れると塩辛くなりがちです。目安は昆布茶小さじ1に対して白だし小さじ1と水小さじ1ほど。卵焼きや炊き込みご飯のように他にもしょうゆを使う料理では、その分のしょうゆを少し減らして全体の塩分を整えると失敗しにくくなります。

昆布茶は粉のまま振りかけても溶けますか?

顆粒や粉末なので水分のある料理にはよく溶けます。お吸い物や鍋には熱湯やだしに直接溶かせばダマになりません。一方、おにぎりや浅漬けのように水分が少ない場合は、ご飯や野菜の温度・水気でゆっくりなじむので、握る前や袋でもむ前に全体にまぶしてから少し置くとムラなく味が回ります。

飲む用の昆布茶と料理用の昆布だしは同じものですか?

別物として考えると失敗が減ります。飲む昆布茶はそのまま飲んでおいしいように塩がしっかり効いており、料理に多用すると塩分が過剰になりがちです。昆布だし(顆粒昆布だし)はだしを取る目的で塩が控えめなものが多いので、味付けは別に塩で行います。昆布茶の代わりに顆粒昆布だしを使うときは、塩ひとつまみと、ほんの少しの砂糖を足すとまろやかさが近づきます。

あとがき

おにぎりにひとつまみ、浅漬けにさっとひと振り。昆布茶は飲むより料理の隠し味として頼りにしている方も多いのではないでしょうか。いざ使おうとして瓶が軽いことに気づくと、塩だけでは出ないあのまろやかなうま味が恋しくなります。和風だしの素や白だし、刻み昆布と塩を組み合わせれば、近い味は十分に作れます。塩気が強く出やすい調味料なので、代用するときは少なめから入れて味をみる、そのひと手間だけ覚えておくと安心です。

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