
【ハーブソルトの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- 塩だけで代えるより、乾燥ハーブを1種類足すだけでハーブソルトらしい香りにぐっと近づきます。
- 魚にはタイムやレモン皮、肉にはオレガノやガーリックなど、料理に合うハーブを選ぶと違和感が出にくいです。
- コンソメ入りの配合は旨みが出て便利な反面、塩分が上がりやすいので仕上げの追い塩は控えめにします。
ハーブソルトがないときの代用品
塩 + 乾燥バジル + 黒こしょう
ハーブソルト 大さじ1のかわりに
- 塩小さじ2
- 乾燥バジル小さじ1
- 黒こしょう少々
カプレーゼやトマトパスタに合う、すっきりした香りの配合です。市販品のような旨みは控えめなので、物足りなければチーズやオリーブオイルで補うとまとまります。
岩塩 + 乾燥オレガノ + ガーリックパウダー
ハーブソルト 大さじ1のかわりに
- 岩塩小さじ2
- 乾燥オレガノ小さじ1/2
- ガーリックパウダー小さじ1/4
豚ロースのグリルや鶏の丸焼きなど、しっかり香りを立てたい肉料理に向きます。ガーリックは入れすぎると苦みやえぐみが出るので、少なめから加えてください。
粗塩 + 乾燥タイム + レモン皮(すりおろし)
ハーブソルト 大さじ1のかわりに
- 粗塩小さじ2
- 乾燥タイム小さじ1/2
- レモン皮少々
白身魚のオーブン焼きやアクアパッツァに好相性です。レモン皮の柑橘香が前に出やすいので、量はごく少なめにして香りのバランスを整えます。
塩 + コンソメ顆粒 + 乾燥パセリ
ハーブソルト 大さじ1のかわりに
- 塩小さじ1
- コンソメ顆粒小さじ1
- 乾燥パセリ小さじ1/2
コンソメの旨みでポテトソテーやスクランブルエッグが食べやすくなります。塩分が高くなりやすい配合なので、仕上げの追い塩は控えて味見しながら調整してください。
ハーブソルトとは
ハーブソルトは、食塩や岩塩にタイム・オレガノ・バジルなどの乾燥ハーブを合わせた香味塩で、製品によってはガーリックやオニオン、こしょうが加わります。肉や魚の下味、じゃがいものソテー、温野菜の仕上げなどに使うと、香りと塩味を一度につけられて便利な調味料です。
塩味を土台に、青く爽やかなハーブの香りとほのかなスパイス感が重なります。ただの塩より香りの余韻が長く、焼き料理では肉や魚の臭みをやわらげながら風味を立ててくれます。
基本の使い方
鶏もも肉200gのソテーなら、焼く前にハーブソルト小さじ1を全体にまぶし、10分ほどおいて下味をなじませます。
フライドポテト2人分(じゃがいも300g)には、揚げたての熱いうちにハーブソルト小さじ1/2を振ると香りが立ちます。
白身魚2切れのムニエルは、小麦粉をつける前にハーブソルト小さじ2/3を下味として振っておきます。
トマトとモッツァレラのサラダ1皿なら、オリーブオイル大さじ1にハーブソルト小さじ1/4を溶かして回しかけます。
保存方法
未開封は高温多湿を避けた冷暗所で表示期限まで保存できます。開封後は湿気とハーブの香り抜けを防ぐためしっかり密閉し、3〜6か月を目安に使い切ると風味を保ちやすくなります。湿気で固まったら、瓶を振るかスプーンでほぐして使います。
栄養・健康面
主成分は食塩なので、栄養面ではナトリウムのとりすぎに気をつけたい調味料です。製品差はありますが小さじ1あたりの食塩相当量は数g程度になることが多く、減塩中はハーブの量を増やして塩を減らす配合にすると、香りを保ちつつ塩分を抑えられます。
よくある質問
ハーブソルトの代わりに、普通の塩だけでも大丈夫ですか?
塩だけでも塩味はつきますが、ハーブソルトの持ち味である香りが出ないため、料理がやや単調になります。乾燥バジルやオレガノ、黒こしょうを少しでも足すと、ぐっとハーブソルトらしさが近づきます。塩小さじ2に乾燥バジル小さじ1と黒こしょう少々が目安です。手元にハーブが何もない場合は、塩で味を決めてから、刻んだパセリやレモン汁で香りを補うのも一つの方法です。
どの乾燥ハーブを選べばハーブソルトに近づきますか?
作る料理に合わせて選ぶのがコツです。トマト系のイタリアンにはバジルやオレガノ、肉のグリルにはオレガノとガーリック、白身魚にはタイムが合います。複数あるなら少量ずつ混ぜると市販品の複雑な香りに近づきます。1種類だけのときは、その料理で主役になりやすいハーブを選ぶと、香りが浮かずにまとまります。
自分で作るハーブソルトは保存できますか?
乾燥ハーブと塩を混ぜたものなら、清潔で乾いた密閉容器に入れて常温で保存できます。ただし生のハーブを混ぜると水分で傷みやすいため、必ず乾燥ハーブを使ってください。手作りは香りが抜けやすいので、一度にたくさん作らず、2〜3週間で使い切れる量をその都度合わせるのがおすすめです。湿気を防ぐと、固まりやカビを避けられます。
ハーブソルトで代用すると塩分が強くなりがちなのはなぜですか?
自作の配合では塩の量を加減しやすい一方、コンソメ顆粒や旨み調味料を足すと、それ自体に塩分が含まれるため全体の塩気が上がりやすくなります。コンソメ入りの配合を使うときは、レシピ指定の塩を減らすか、仕上げの追い塩をやめて味見で調整してください。下味に使ったあと焼き汁に塩分が残ることもあるので、ソースを作る場合は薄めから始めると失敗しにくいです。
あとがき
ハーブソルトはひと振りで香りと塩味が決まる手軽さが魅力ですが、その分なくなると味付けの段取りが急に狂います。そんなときは、いつもの塩に乾燥バジルやオレガノを少し合わせるだけで、料理の印象がぐっと整います。私も鶏のソテーで何度もこの手で乗り切ってきました。手持ちのハーブを組み合わせる感覚がつかめると、市販品がなくても落ち着いて味を決められるようになります。




