ガラスのボウルに入ったエバミルクの画像

【エバミルクの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • もっとも再現しやすいのは「牛乳+生クリーム」を半々で合わせる配合で、スープや煮込みの口当たりがエバミルクに近づきます。
  • 練乳は砂糖入りなのでデザート向きの代用です。おかずに使うと甘さが前に出やすいので量に注意します。
  • どの代用品も加熱温度を下げると分離しにくく、チャウダーやクリームパスタがなめらかに仕上がります。

エバミルクがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレシーフードグラタン

牛乳 + 生クリーム(1:1)

エバミルク 大さじ1のかわりに

  • 牛乳小さじ1
  • 生クリーム小さじ1

グラタンやチャウダーのコクをいちばん近づけやすい配合です。生クリームの比率を上げると重くなるので、加熱は弱火にして分離を防ぎます。

コーンスープ

牛乳 + スキムミルク

エバミルク 100mlのかわりに

  • 牛乳100ml
  • スキムミルク大さじ1

コーンスープなど乳味を補いたい料理向きです。スキムミルクはダマになりやすいので、先に少量の牛乳でよく溶いてから加えてください。

フレンチトースト液

練乳 + 牛乳

エバミルク 大さじ1のかわりに

  • 練乳小さじ1/2
  • 牛乳大さじ1

練乳は加糖なので、フレンチトースト液やデザートなど甘くてよい料理向きです。甘みが増えるぶん、レシピの砂糖を減らして全体の甘さを整えます。

きのこクリームパスタ

豆乳(無調整) + バター

エバミルク 100mlのかわりに

  • 無調整豆乳90ml
  • バター5g

乳製品を控えたいときのきのこクリームパスタなどに使えます。大豆の香りが出るので、黒こしょうを効かせると風味がなじみます。

エバミルクとは

エバミルクは、牛乳から水分の一部を煮詰めて取り除き、砂糖を加えずに濃縮した缶詰の乳製品です。日本語では無糖練乳とも呼ばれ、クラムチャウダーやプリン、ミルク煮、コーヒーのミルクなどに使うと、生クリームほど重くせずにコクとなめらかさを足せます。

牛乳より濃く生クリームより軽い、ちょうど中間のミルク感が特徴です。やさしい甘みとほのかな加熱乳の香りがあり、塩気はないので主材料の味を邪魔しにくく仕上がります。

基本の使い方

クラムチャウダー4人分なら、仕上げにエバミルク100mlを加え、沸騰させずに温めてコクをまとめます。

かぼちゃプリンは、牛乳200mlのうち100mlをエバミルクに替えると、卵の風味を残したまま濃厚に仕上がります。

鶏むね肉のクリーム煮では、煮汁200mlにエバミルク80mlを加えると、重すぎないやさしい乳感になります。

マッシュポテト3個分にエバミルク大さじ3を混ぜると、バターを控えてもなめらかさを保ちやすくなります。

保存方法

未開封の缶は直射日光を避けて常温で表示期限まで保存できます。開封後は缶のまま冷蔵庫に入れず、清潔な容器に移して2〜3日を目安に使い切ると風味の劣化や金属臭を抑えられます。余りそうなときは製氷皿で小分け冷凍しておくと使いやすいです。

栄養・健康面

牛乳由来のたんぱく質とカルシウムを含み、濃縮しているぶん同量の牛乳よりエネルギーはやや高めです。無糖タイプでも乳糖の甘みはあるので、デザートに使うときは加える砂糖を少し控えると全体の甘さのバランスが取りやすくなります。

よくある質問

エバミルクがないとき、まず試しやすい代用はありますか?

牛乳と生クリームがあれば「エバミルク大さじ1 → 牛乳小さじ1 + 生クリーム小さじ1」が手軽で、グラタンやチャウダーのコクをよく再現できます。生クリームを多くすると重くなるので、半々を基準に。加熱は弱火にして、沸騰させすぎないようにすると分離を防げます。

エバミルクと練乳(加糖練乳)は同じものですか?

どちらも牛乳を煮詰めた濃縮乳ですが、エバミルクは砂糖を加えない無糖、いわゆる練乳は砂糖を加えた加糖タイプという違いがあります。そのため料理のコク出しにはエバミルク、いちごやかき氷の甘みづけには加糖練乳が向きます。代用する場合は甘さの差を、砂糖を足し引きして調整してください。

エバミルクを牛乳だけで代用するとどう変わりますか?

牛乳はエバミルクより水分が多く薄いので、そのまま同量に置き換えるとコクが弱く水っぽくなります。近づけたいときは、牛乳を弱火で1〜2割ほど煮詰めて濃度を上げるか、バターや生クリームを少量足して脂肪分を補うとよいです。スープなら小麦粉でとろみを足すのも手です。

エバミルクは加熱すると分離しますか?防ぐコツは?

強く沸騰させたり、酸味の強い食材と高温で合わせたりすると分離することがあります。クリーム煮やチャウダーでは、具材を煮てからエバミルクを加え、そのあとは弱火で温める程度にとどめると安心です。トマトやレモンを使う料理では、火を止める直前に加えるとなめらかさを保てます。

あとがき

生クリームほどこってりさせたくない、でも牛乳だと物足りない。そんな絶妙なコク出しに便利なのがエバミルクです。缶を開けて少しだけ余ると使い道に迷いがちですが、翌朝のスクランブルエッグやコーヒーに加えるとふんわり感やまろやかさが出て、最後まで気持ちよく使い切れます。戸棚に一缶あると、クリーム系を軽やかに仕上げたい日に頼れる存在です。

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おかず百景

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