
【芝麻醤の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- まず試すなら練りごま(白)の1:1置き換えで、棒棒鶏や冷やし中華のたれが安定します。
- 焙煎香が足りないと感じたら、どの代用にもごま油を少量足すと芝麻醤らしい香ばしさに近づきます。
- なめらかなたれは練りごま系、ごまの食感を生かすなら白すりごま系と、仕上がりの口当たりで選びます。
芝麻醤がないときの代用品
練りごま(白)
芝麻醤 大さじ1のかわりに
- 練りごま(白)大さじ1
同量でそのまま置き換えやすく、棒棒鶏や冷やし中華のたれなら違いはほとんど気になりません。焙煎が浅いぶん香りが穏やかなので、ごま油を数滴足すと芝麻醤の香ばしさに寄せられます。
ピーナッツバター(無糖)
芝麻醤 大さじ1のかわりに
- ピーナッツバター大さじ1/2
- 練りごま小さじ1
- ごま油小さじ1/2
担々麺などコクを足したい料理向き。ピーナッツの甘みと香りが出るので、ラー油と酢を少し強めると味が締まってまとまります。
白すりごま + ごま油
芝麻醤 大さじ1のかわりに
- 白すりごま大さじ1
- ごま油小さじ1
- 湯小さじ1
冷やし中華のたれ向きで、粒感が残るぶん香りが立ちやすい代用です。完全になめらかにはならないので、ざらつきが気になる料理よりごまの食感を生かしたい料理に向きます。
白ねりごま + 味噌(白)
芝麻醤 大さじ1のかわりに
- 白ねりごま大さじ2/3
- 白味噌小さじ1/3
しゃぶしゃぶのごまだれに使うと、白味噌の旨みでコクが増します。そのぶん塩分が上がるので、合わせる醤油やつゆを控えめにして塩辛くならないよう調整します。
芝麻醤とは
芝麻醤は、白ごまを焙煎してからすりつぶし、油分が出るまで練り上げた中国生まれのごまペーストです。練りごまに近い見た目ですが焙煎が深く香りが濃いのが持ち味で、担々麺のスープや棒棒鶏のたれ、冷やし中華やしゃぶしゃぶのごまだれに溶かして、コクと香ばしさのベースを作るのに使われます。
焙煎したごまの香ばしさと、油分由来のねっとりしたコクが前に出る濃厚な味わいです。甘みや塩気は控えめで、それ自体に強い味があるわけではないぶん、ラー油や酢、醤油の角を丸くしてたれ全体をまろやかにまとめます。
基本の使い方
担々麺2人分のスープには、芝麻醤大さじ2を少量のスープで溶きのばしてから加えると、辛味と酸味にごまのコクが重なります。
棒棒鶏のたれは、芝麻醤大さじ1・醤油大さじ1・酢小さじ1を混ぜると、ゆで鶏にからむなめらかなたれになります。
冷やし中華のごまだれは、芝麻醤大さじ1.5を湯大さじ1で先にのばしておくと、麺つゆと合わせてもダマになりません。
しゃぶしゃぶのごまだれは、芝麻醤大さじ2・砂糖小さじ1・酢小さじ1で、肉にも野菜にも合う濃厚なたれに仕上がります。
保存方法
未開封は直射日光を避けた冷暗所で表示期限まで保存できます。開封後は上に油が分離しやすいので、使う前に瓶の底からよく練り混ぜると風味が均一になります。密閉して冷蔵し、1〜2か月を目安に使い切ると焙煎香が落ちる前に楽しめます。
栄養・健康面
ごま由来の脂質が多く高カロリーですが、ビタミンEやセサミンなどごまの成分を含みます。商品によって無塩のものから塩を加えたものまで差があるため、たれを作るときはまず味見をして、醤油や塩の量で全体を整えると塩辛くなりすぎません。
よくある質問
芝麻醤と練りごまは何が違いますか。そのまま代用できますか?
どちらも白ごまを練ったペーストですが、芝麻醤はごまの焙煎が深く、香りとコクが濃いのが特徴です。練りごまは焙煎が浅め(または生に近い)ものが多く、香りが穏やかでなめらかです。代用は「芝麻醤大さじ1 → 練りごま(白)大さじ1」とほぼ同量で置き換えられ、香ばしさが足りなければごま油を数滴足すと芝麻醤らしさに近づきます。
ピーナッツバターで芝麻醤の代用はできますか?
担々麺のようにコクを足したい料理なら代用できます。目安は「芝麻醤大さじ1 → ピーナッツバター大さじ1/2 + 練りごま小さじ1 + ごま油小さじ1/2」で、ピーナッツの甘みと香りが出るぶん、ラー油と酢を少し強めると味が締まります。無糖タイプを選び、ごまの香りも欲しいので練りごまと組み合わせるのがおすすめです。
芝麻醤がスープに溶けずにダマになります。どうすればいいですか?
濃いペーストをそのまま熱い汁に入れると固まりやすいので、先に少量の温かいスープや湯で芝麻醤をのばし、ペーストをゆるめてから全体に加えるとなめらかに混ざります。冷やし中華のたれも同じで、湯大さじ1ほどで先にといてから麺つゆや酢と合わせると、最後までダマにならずに仕上がります。
芝麻醤の表面に油が浮いています。使っても大丈夫ですか?
ごまの油分が分離して上に浮く自然な現象なので、品質に問題はありません。捨てずに、瓶の底から固い部分をすくい上げるようにしっかり練り混ぜてから使うと、香りとコクが均一に戻ります。混ぜにくいときは清潔なスプーンで底まで届かせるか、室温に少し置くと混ざりやすくなります。
あとがき
担々麺やしゃぶしゃぶのごまだれを作ろうとした日に限って、芝麻醤の瓶が底をついていることがあります。そんなときは練りごまを軸にして、香りが弱ければごま油を数滴、コクが欲しければ白味噌を少し、と足し算で寄せていくとうまくいきます。芝麻醤は中華のごまだれを一気にお店の味へ近づけてくれる一本なので、よく作る人ほど一瓶ストックしておくと心強いです。




