
【クローブの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- オールスパイスはクローブの香りを含むため、煮込みやマリネで最も自然に置き換えられます。
- 焼き菓子ならシナモンとナツメグの組み合わせで、甘い方向の香りを補えます。
- クローブは香りが強いので、代用品でも入れすぎると薬っぽくなりやすく少量から試すのが安全です。
クローブがないときの代用品
オールスパイス
クローブ 小さじ1のかわりに
- オールスパイス小さじ1と1/2
ビーフシチューやマリネに。クローブの香りを含むので最も自然に代用できる。やや多めが目安。入れすぎ注意。
シナモン+ナツメグ
クローブ 小さじ1のかわりに
- シナモン小さじ1/2
- ナツメグ小さじ1/2
スパイスケーキやクッキーに。温かみのある甘い香りで補う。クローブほどの強さは無いので香りは穏やかに。
クローブとは
クローブはフトモモ科の樹木のつぼみを乾燥させた香辛料で、和名は丁子(ちょうじ)です。ひとつぶで料理全体を包み込むような甘く濃厚で刺激的な香りが特徴で、ビーフシチューやハム、マリネ、チャイ、アップルパイに使われます。玉ねぎに刺して煮込むと香りが染み出ます。
甘く濃厚で刺激的な香りに、わずかにしびれるような感覚が伴います。香りが非常に強いため、使う量はごく少量が基本です。
基本の使い方
ポトフ2人分には、玉ねぎ1個にクローブ2〜3粒を刺してスープと一緒に煮込みます。
焼きハム1本分には、表面にクローブを数粒刺してから焼き上げ、香りを移します。
スパイスケーキ1台分の生地には、クローブパウダー小さじ1/4を混ぜ込んで焼きます。
ホットワイン2人分(赤ワイン400ml)には、クローブ3粒を入れて弱火で温めます。
保存方法
密閉容器に入れて直射日光を避けた冷暗所で保存します。香りが非常に強いため、他の食材のにおいを吸わないよう専用の容器に分けておくと安心です。
栄養・健康面
抗菌作用や抗酸化作用がある成分を含みますが、使用量はごく少量のため栄養面への影響は小さいです。塩分はほぼ含まれません。
よくある質問
クローブがないとき、ポトフやシチューは何で代用できますか?
クローブの香りを含むオールスパイスが最も自然な代用です。クローブ小さじ1に対してオールスパイス小さじ1と1/2程度を目安に、煮込みの初めから加えます。オールスパイスも無い場合は、シナモンとナツメグを半量ずつ合わせると温かみのある香りで方向を近づけられますが、クローブほどの刺激的な香りは出ません。
クローブと五香粉はどう違いますか?
クローブは単一のスパイスで、甘く濃厚で刺激的な香りがひとつぶで強く出ます。五香粉はクローブに八角・シナモン・花椒・フェンネルなどを混ぜた中華の合わせ調味料で、八角の甘い香りが加わり全体的に複雑な風味になります。角煮やスペアリブなど中華の煮込みには五香粉が向きますが、洋風のスパイスケーキにはクローブ単体か代用のオールスパイスの方が合います。
クローブは玉ねぎに刺す以外にどんな使い方がありますか?
ハムやローストポークの表面に刺して焼くと、脂の香りを引き立てられます。ホールのままチャイやホットワインに入れて煮出すと、甘く刺激的な香りがゆっくり移ります。パウダーはスパイスケーキやアップルパイの生地に混ぜ込む使い方が定番で、少量でも十分香りが立ちます。
クローブを入れすぎたときはどうすればいいですか?
香りが強すぎて薬っぽく感じられたり、舌がしびれるような刺激を感じることがあります。煮込み料理なら水分や具材を足して全体量を増やし、香りを相対的に薄めるのが確実です。ホールを使っている場合は、味を見ながら早めに取り除くことでそれ以上香りが強くなるのを防げます。
あとがき
ポトフの玉ねぎにクローブを刺そうとして、瓶の中がすっかり空になっていたことに気づいたことはありませんか。あのときはオールスパイスを少し多めに使って、どうにか近い香りに仕上げました。ひとつぶで料理の印象が決まる力の強いスパイスなので、瓶ごと常備しておくと煮込みや焼き菓子で頼りになります。



