
【納豆の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- ねばりを再現したいならオクラやめかぶ、発酵のコクを補いたいなら味噌や塩麹、と狙いで選ぶのが近道です。
- 納豆巻きや納豆ごはんのように主役で使う料理は再現が難しく、冷ややっこや和え麺なら代用でも満足感を出しやすいです。
- 1種類だけより、ねばり役とコク役を少量ずつ組み合わせると、香り・粘り・塩味のバランスが取りやすくなります。
納豆がないときの代用品
味噌(合わせ)+ 刻みオクラ
納豆 大さじ1(約15g)のかわりに
- 味噌小さじ1
- 刻みオクラ大さじ1
発酵のコクは味噌が、ねばりは刻みオクラが補う組み合わせです。冷ややっこや和え麺のように薬味的に使う料理なら香りの差が目立ちにくく、味噌の塩味が加わるぶんしょうゆは控えめにすると味がまとまります。
塩麹 + 刻みめかぶ
納豆 大さじ1(約15g)のかわりに
- 塩麹小さじ1
- めかぶ大さじ1
塩麹のやさしい発酵のうま味と、めかぶのとろみで納豆のねばりに近づきます。山かけ丼や豆腐丼などごはんにかける料理に合い、塩味が出るのでしょうゆは様子を見ながら少量にすると塩辛くなりません。
ひきわり大豆(水煮)+ しょうゆ + 酢
納豆 大さじ1(約15g)のかわりに
- ひきわり大豆大さじ1
- しょうゆ小さじ1/3
- 酢小さじ1/4
発酵感はないものの大豆の食感と粒感はしっかり残るので、そぼろ丼やサラダのトッピングなど食感を生かす料理に向きます。酢を少し加えると後味が締まり、納豆たれに近い風味に寄せられます。
キムチ + すりごま
納豆 大さじ1(約15g)のかわりに
- 刻みキムチ大さじ1
- すりごま小さじ1/2
キムチの発酵のうま味とごまの香ばしさでコクを補える組み合わせで、キムチ納豆チャーハン風の炒めごはんに向きます。ただし辛味と酸味が前に出るため、納豆そのものの香りやねばりを再現したい料理には不向きです。
納豆とは
納豆は蒸した大豆を納豆菌で発酵させた食品で、糸を引くねばりと発酵由来のうま味・香りが持ち味です。あつあつのごはんにのせる納豆ごはんが定番ですが、納豆巻きや冷ややっこの薬味、しょうゆとバターで和える納豆パスタのコク出しなど、主役にも脇役にもなります。粒の大きさやひきわりなど形状にも種類があります。
大豆のほのかな甘みに発酵香と軽い苦みが重なり、混ぜるほど糸が増えて口当たりがまろやかになります。付属のたれを加えると塩味とうま味が立ち、卵やねぎ、からしといった薬味ともよくなじみます。
基本の使い方
納豆ごはんは、温かいごはん150gに納豆1パック(約40〜50g)をよく混ぜてのせ、付属たれ1袋とからし少量を加えます。
納豆パスタは、ゆでたスパゲッティ100gに納豆1パック、しょうゆ小さじ1、バター5gを和え、刻みのりを散らします。
納豆オムレツは、卵2個に納豆1/2パックと青ねぎ大さじ1を混ぜ、中火で片面1分半ずつ焼きます。
冷ややっこには、木綿豆腐150gに納豆1/2パック、しょうゆ小さじ1/2、ごま油数滴をかけて食べます。
保存方法
未開封の納豆は冷蔵で表示期限まで保存し、開封後は1〜2日で食べ切るのが目安です。すぐ食べない分は1パックずつそのまま冷凍でき、3〜4週間ほどで使うと風味を保てます。食べる前夜に冷蔵庫へ移すか、当日は常温で自然解凍してから混ぜると、ねばりがよく戻ります。
栄養・健康面
納豆はたんぱく質や食物繊維、ビタミンK、葉酸などを含み、発酵によって消化しやすいのが利点です。付属のたれを全部使うと塩分が増えやすいので、塩分を控えたい日はたれを半量にしてしょうゆで調整すると食べやすくなります。
よくある質問
納豆のねばりを代用品で再現するには何を使えばいいですか?
ねばりだけを補いたいなら、刻んだオクラやめかぶ、長芋のとろろが手軽です。なかでもオクラとめかぶは、味噌や塩麹といった発酵調味料と合わせると、ねばりと発酵のコクの両方に近づけられます。目安は「納豆大さじ1(約15g) → 味噌小さじ1 + 刻みオクラ大さじ1」などで、薬味として使う料理ほど違和感が出にくくなります。
納豆の代用に味噌を使うのはなぜですか?豆を使うより自然ですか?
味噌も大豆を発酵させた食品なので、納豆と発酵のコクや大豆らしい風味の方向が近いのが理由です。水煮のひきわり大豆は食感は出せても発酵感がないため、香りやうま味の再現では味噌のほうが寄せやすくなります。逆にそぼろ丼など粒の食感が主役の料理では、ひきわり大豆に酢としょうゆを足すほうが自然に仕上がります。
余った納豆は冷凍できますか?解凍後もおいしく食べられますか?
納豆は冷凍保存に向いていて、1パックずつそのまま冷凍庫に入れられます。3〜4週間ほどで使い切るのが目安です。食べる前夜に冷蔵庫へ移してゆっくり解凍するか、当日は常温で自然解凍してからよく混ぜると、ねばりが戻って炊きたてのときに近い口当たりになります。電子レンジで急に温めると豆がかたくなりやすいので避けると安心です。
納豆が苦手な家族にも食べやすい、近い栄養の代わりはありますか?
発酵の香りが苦手な場合は、水煮のひきわり大豆にしょうゆと酢を少し合わせると、大豆のたんぱく質を取りつつ納豆特有のにおいを抑えられます。とろみが欲しければオクラやめかぶを足すと食べごたえも出ます。塩麹で和えれば角のない発酵のうま味が加わるので、納豆そのものより穏やかな風味で仕上げたいときに向いています。
あとがき
急いで朝食を整えようとして、いつもあるはずの納豆だけ見当たらない。そんな朝に何度も出くわしてきました。そういう日は味噌とオクラ、あるいは塩麹とめかぶを混ぜて「今日はこれでいこう」と切り替えると、食卓が止まらずに済みます。買い置きが切れがちな週ほど、こうした組み合わせを覚えておくと、ごはんの一杯が物足りなくならずに助かります。
この調味料を使ったレシピ

厚揚げとセロリのめんつゆ唐揚げ
カリッと揚げた厚揚げに、香ばしいセロリを合わせためんつゆ味のガッツリおかず。甘辛いコクと食感のコントラストで、ご飯が止まらない一皿です。

厚揚げとセロリの白だしふんわり蒸し
白だしのやさしい旨みで厚揚げとセロリをふっくら蒸し上げる、子どもも食べやすい主菜です。短時間で作れて後味はさっぱり。

厚揚げとかぼちゃのマヨしょうが漬け
こんがり焼いた厚揚げとかぼちゃを、しょうが香る軽めのマヨだれに漬けるだけ。満足感がありながら食べやすい、ダイエット中の作り置きおかずです。

厚揚げと小松菜の白だし和え
香ばしく焼いた厚揚げとさっとゆでた小松菜を、白だしベースで手早く和える副菜です。10分で作れて、あと一品にも作り置きにも便利です。

厚揚げと水菜のバター醤油おつまみスープ
こんがり焼いた厚揚げに、バター醤油の香りをまとわせた満足感のあるスープです。水菜のシャキッとした食感がアクセントになり、おつまみにもぴったりです。

厚揚げときのこのマヨしょうゆ炒め
厚揚げときのこをさっと炒め、マヨネーズでコクを出した節約おかずです。少ない材料でも満足感があり、ご飯が進む味に仕上がります。




