デミグラスソースがガラスのボウルに入っている

【デミグラスソースの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • 短時間で仕上げるソテー系のソースには、ウスターソース+トマトペースト+バターが手早く近づきます。
  • ビーフシチューなど煮込み料理には、バターと小麦粉でとろみと香ばしさを足す代用が向きます。
  • 甘めに寄せたいオムハヤシなどには、ハヤシルウを少量湯で溶く方法が手軽で味も安定します。

デミグラスソースがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレハンバーグのソース

ウスターソース+トマトペースト

デミグラスソース 大さじ1のかわりに

  • ウスターソース小さじ2
  • トマトペースト小さじ1
  • バター少々

ハンバーグやオムライスなど、短時間で仕上げるソースに向きます。ウスターソースの香りとトマトペーストの旨み、バターのコクで茶色いソースらしさが出ます。長く煮込む料理より、肉を焼いたフライパンでさっと作るのが合います。

ハッシュドビーフ

ウスターソース+ケチャップ+赤ワイン

デミグラスソース 大さじ1のかわりに

  • ウスターソース小さじ1
  • ケチャップ小さじ2
  • 赤ワイン小さじ1

ハッシュドビーフや薄切り牛肉の炒め煮に使うと、酸味と甘みのバランスがとりやすくなります。赤ワインを軽く煮立ててアルコールを飛ばすと角がとれ、焦げやすいので中火以下にとどめます。

ビーフシチュー

ビーフコンソメ+バター+小麦粉+ケチャップ

デミグラスソース 大さじ1のかわりに

  • 濃いめに溶いたビーフコンソメ大さじ1
  • バター小さじ1/2
  • 小麦粉小さじ1/2
  • ケチャップ小さじ1/2

ビーフシチューやロールキャベツなど、煮込む時間がある料理向きです。バターで小麦粉を炒めてから加えると、ルウのとろみと香ばしさが出ます。ダマにならないよう弱火でよく混ぜながら煮るのがコツです。

オムハヤシ

市販のハヤシライスルウ

デミグラスソース 大さじ1のかわりに

  • ハヤシライスルウ1かけをお湯大さじ2〜3で溶いて調整

オムハヤシや牛こま肉のソテーソースなど、やや甘めに仕上げたい料理に向きます。ルウは塩分が強いものもあるので、味見をしながら他の塩や醤油は控えめにします。

デミグラスソースとは

デミグラスソースは、牛骨やすじ肉と香味野菜のだしに、小麦粉をバターで色づくまで炒めた茶色いルウや赤ワインを合わせて煮詰めた、濃い茶色の西洋ソースです。フランス料理で発展した本格的なソースですが、家庭では缶やレトルトのものをハンバーグ、ビーフシチュー、オムライスのソースとして手軽に使うのが一般的です。

煮込んだ牛肉の旨みと、炒め玉ねぎの甘み、トマトの酸味が一体になった、ほろ苦さを含む濃厚なコクが特徴です。赤ワインやバターの香りも溶け込み、肉料理にかけると味に深みと一体感が生まれます。

基本の使い方

市販のデミグラスソース缶大さじ3に水大さじ2を加え、ハンバーグ2枚分のソースとして弱火で軽く煮立ててからかけます。

ビーフシチュー4人分は、水やブイヨン600mlにデミグラスソース缶1缶(約250〜300g)を溶かし、牛肉と根菜がやわらかくなるまで煮込みます。

オムライス2人分は、デミグラスソース大さじ4にケチャップ大さじ1と牛乳大さじ1を混ぜ、ふわとろ卵の上から回しかけます。

牛ステーキ1枚(150g)は、肉を焼いたフライパンにデミグラスソース大さじ2と赤ワイン大さじ1を入れて軽く煮詰め、肉汁ごとからめてソースにします。

保存方法

未開封の缶やレトルトは直射日光を避けて常温で表示期限まで保存できます。開封後は缶のまま置かず清潔な容器に移し替えて冷蔵し、3〜4日を目安に使い切ります。使い切れない量は製氷皿などで小分け冷凍しておくと、次にステーキやオムライスを作るとき少量ずつ使えて便利です。

栄養・健康面

商品により差はありますが、脂質と糖質が中心で塩分もやや高めのソースです。料理全体の塩気が上がりやすいので、デミグラスソースを使うときは加える塩やコンソメを控えめにし、味見をしながら整えると塩辛くなりすぎません。

よくある質問

デミグラスソースとウスターソースは何が違いますか?

デミグラスソースは肉のだしとルウを煮詰めた濃厚でとろみのある茶色いソースで、それ自体が一皿のソースとして成り立ちます。ウスターソースは野菜や果実、酢、香辛料を合わせたさらっとした調味料で、味の方向は似ていてもコクととろみが足りません。代用するときはトマトペーストで旨みを、バターでコクととろみを補うと、デミグラスソースらしさに近づきます。

ハンバーグのデミグラスソースを家にあるもので作るには?

ハンバーグを焼いたフライパンの肉汁を生かすのが近道です。目安は「デミグラスソース大さじ1 → ウスターソース小さじ2+トマトペースト小さじ1+バター少々」で、これにケチャップと水を少し足して軽く煮立てると、つやのある茶色いソースになります。最後にバターを溶かすとコクが出て、市販のデミグラスソースに近い仕上がりになります。

ビーフシチューにデミグラスソースの代わりを使うとき、どう作れば近づきますか?

煮込む時間があるシチューなら、とろみと香ばしさを足す代用が向きます。バター小さじ1/2で小麦粉小さじ1/2を色づくまで炒め、濃いめのビーフコンソメ大さじ1とケチャップ小さじ1/2を加えて伸ばすと、ルウとデミグラスソースの中間のようなコクが出ます。最後に赤ワインを少量加えて煮立てると、香りがぐっと本格的になります。

ケチャップだけでデミグラスソースの代わりになりますか?

ケチャップは甘みと酸味は出せますが、肉のコクやほろ苦さがなく、そのままでは味が浅くなります。代用するならケチャップ単体ではなく、ウスターソースや赤ワインと組み合わせるのがおすすめです。たとえば「ウスターソース小さじ1+ケチャップ小さじ2+赤ワイン小さじ1」のように合わせると、ハッシュドビーフなどで違和感の少ないソースになります。

あとがき

ハンバーグを焼き終えてから、デミグラスソースの缶がないことに気づくと焦りますが、その正体は「炒め玉ねぎの甘み・トマトの酸味・茶色いコク」の重なりです。ウスターソースに少しのトマトペーストとバターを合わせれば、フライパンの肉汁も生かしてかなり近い味にたどり着けます。缶を一つ常備しておくと安心ですが、組み立て方を知っておくと買い忘れた日でも夕食を予定どおり作れます。

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