ウスターソースと中濃ソースのボトルが並んでいる

ウスターソースと中濃ソースの違いと使い分け|代用するときの分量目安

ウスターソースと中濃ソース、どちらを使うか迷ったときや、片方しかなくて代用に悩む方向けに、粘度と甘さの違いから料理別の使い分け、置き換える分量の目安までまとめました。

このガイドのポイント

  • ウスターソースはさらさらで酸味とスパイス感が強く、中濃ソースはとろみと甘みがあってまろやかです。
  • カレーの隠し味や炒め物の仕上げにはウスターソース、とんかつやコロッケにかけるなら中濃ソースが向きます。
  • とんかつソースは中濃ソースよりさらにとろみと甘みが強く、揚げ物にかける用途で使い分けられます。

違いの早見表

項目ウスターソース中濃ソース
粘度さらさらで液状に近いとろみがあり、とんかつソースほど重くはない
酸味とスパイス感が強く、シャープな風味甘みとコクがあり、まろやかな味わい
向く料理カレーの隠し味・ハンバーグの下味・炒め物の仕上げとんかつ・コロッケなど揚げ物にそのままかける、焼きそば
代用可否中濃ソース+酢で代用可(とろみと甘みが強めに出る)ウスターソース+ケチャップで代用可(酸味とスパイス感が強めに出る)

結論: どちらを使う?

一言でいうと、シャープな酸味を効かせたい料理にはウスターソース、まろやかな甘みでかけて食べたい料理には中濃ソースが向いています。ウスターソースは酢と香辛料をきかせたさらさらの液状ソースで、カレーの隠し味やハンバーグの下味、炒め物の仕上げに少量加えるとコクと奥行きが出ます。一方の中濃ソースはとろみと甘みがあるぶんとんかつやコロッケにそのままかけやすく、粘度と甘さの軸ではウスターソースととんかつソースのちょうど中間に位置します。とんかつソースは中濃ソースよりさらにとろみと甘みが強いソースなので、揚げ物にかける濃厚さを求めるならとんかつソース、バランスを取りたいなら中濃ソースを選ぶとまとまります。

それぞれの特徴

ウスターソース

たまねぎやにんじんなどの野菜とトマトやりんごなどの果実を、酢と香辛料で煮込んで仕上げたさらさらの液状ソースです。とろみの強い中濃ソースやとんかつソースより、酸味とスパイス感が際立つのが特徴です。カレーの隠し味やコロッケ・とんかつにかける以外に、ハンバーグの下味や炒め物の仕上げにも使われます。製品には野菜・果実(りんごなど)・大豆・小麦を含むものがあるため、アレルギーのある方は原材料表示をご確認ください。

中濃ソース

野菜や果物のピューレに酢・砂糖・食塩・香辛料を合わせて煮詰めた、とろみのあるブラウンソースです。ウスターソースととんかつソースのちょうど中間にあたる粘度と甘さで、とんかつやコロッケにそのままかけるほか、ハンバーグソースや焼きそばの味つけにも幅広く使われます。ウスターソースと同様に大豆や小麦などを含む製品があるので、アレルギーのある方は表示を確認してから選んでください。

料理別の使い分け

カレー・ミートソースの隠し味

シャープな酸味とコクを足したいので、ウスターソースが向きます。1人分につきウスターソース小さじ1を加えると、レトルトでもひと煮込みしたような風味が出ます。中濃ソースで代用する場合は「ウスターソース大さじ1 → 中濃ソース大さじ1+酢少々」を目安に酸味を補うと近づきます。

とんかつ・コロッケ

まろやかな甘みととろみでそのままかけたい揚げ物は、中濃ソースが向きます。中濃ソース大さじ1〜2をそのままかけるだけで、甘みと酸味のバランスが取れた味になります。ウスターソースで代用する場合は「中濃ソース大さじ1 → ウスターソース大さじ1+ケチャップ小さじ1」を目安にとろみと甘みを補ってください。

焼きそば・炒め物

1人分あたり中濃ソース大さじ1〜1と1/2を目安に加えると、コクのある屋台風の味になります。さっぱりしたキレを出したいときはウスターソースを使い、しょうゆを少量足すと香ばしさが増します。

ハンバーグの下味・ソース

合いびき肉300gにウスターソース大さじ1を混ぜると、パン粉にうま味がしみ込んでソースなしでも風味よく焼き上がります。仕上げのソースには中濃ソース大さじ2とケチャップ大さじ1、水大さじ1を合わせて軽く煮立てると、子どもでも食べやすいまろやかな味になります。

代用するときの分量目安

中濃ソース大さじ1 → ウスターソース大さじ1+ケチャップ小さじ1

ウスターソースだけだととろみと甘みが足りず、味が薄くシャープに感じられます。ケチャップの甘みととろみを合わせると、中濃ソースの中間的なバランスに近づきます。とんかつのように直接かける料理ほど、この一手間で仕上がりが変わります。

ウスターソース大さじ1 → 中濃ソース大さじ1+酢少々

中濃ソースはとろみが強く酸味が穏やかなので、酢を少し足すとウスターソース本来のさらっとしたキレに近づきます。カレーやミートソースのような煮込みなら、鍋の中で軽く煮立てて酸味をなじませると違和感が少なくなります。

よくある質問

ウスターソースと中濃ソースは何が違うのですか?

大きな違いは粘度と甘さです。ウスターソースはさらさらで酸味とスパイス感が強く、中濃ソースはとろみと甘みがあってまろやかな味わいです。さらっと仕上げたい炒め物や隠し味にはウスターソース、揚げ物にそのままかけるなら中濃ソースと料理で選び分けると使いやすくなります。代用するときは「中濃ソース大さじ1 → ウスターソース大さじ1+ケチャップ小さじ1」が目安です。

中濃ソースがないとき、ウスターソースで代用できますか?

代用できますが、ウスターソースはさらさらで酸味とスパイス感が強いため、そのままだと味が薄くシャープに感じられます。目安は「中濃ソース大さじ1 → ウスターソース大さじ1+ケチャップ小さじ1」で、ケチャップの甘みととろみを補うと、とんかつやコロッケにかけても近い仕上がりになります。少量ずつ加えて味を見るのがコツです。

ウスターソースがないとき、中濃ソースで代用できますか?

代用できます。目安は「ウスターソース大さじ1 → 中濃ソース大さじ1+酢少々」で、中濃ソースはとろみと甘みが強いぶん、酢を足してさらっとした酸味に寄せると近づきます。カレーやミートソースのような煮込みに使う場合は、鍋の中で軽く煮立てて酸味をなじませると、ウスターソースらしいキレに近づけられます。

とんかつソースとウスター・中濃ソースはどう違いますか?

粘度と甘さの軸で見ると、ウスターソースが最もさらさらで酸味が強く、中濃ソースはその中間、とんかつソースは最もとろみと甘みが強いソースです。揚げ物に濃厚な甘さでかけたいならとんかつソース、バランスよくかけたいなら中濃ソースが向きます。中濃ソースがないときは「ウスターソース大さじ1 → 中濃ソース大さじ1+酢少々」を参考に、甘みを足す方向で調整すると近づけられます。

あとがき

揚げたてのとんかつを皿に盛ってからボトルを傾けたら、置いてあったのがウスターソースで思ったよりさらっとした味に驚いたことがあります。粘度と甘さの違いを知っておけば、どちらしかない日でも料理に合わせて手元のソースを近づけられます。