
【にんにく(チューブ)の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安
このガイドのポイント
- いちばん味が近いのは生のすりおろしにんにく。同量を目安に、刺激が強いので少なめから足します。
- 粉ものの下味はガーリックパウダー+油、油で香りを出すパスタは砕いたガーリックチップ、と料理で選び分けます。
- にんにくが一切ないときも、しょうが(チューブ)+長ねぎで香りの土台は作れます(仕上がりの方向は変わります)。
にんにく(チューブ)がないときの代用品
生のにんにく(すりおろし)
にんにく(チューブ) 小さじ1のかわりに
- 生のにんにく1片分(約小さじ1弱)をすりおろして使用
豚の生姜焼きや野菜炒めなど加熱する料理では、すりおろした生にんにくがいちばん味が近く、香りもよく立ちます。ただしチューブより刺激が強いので、同量を目安にしつつ少なめから加えて調整すると安心です。
ガーリックパウダー
にんにく(チューブ) 小さじ1のかわりに
- ガーリックパウダー小さじ1/3〜1/2
- 油少々
フライドポテトや唐揚げの下味など、粉類と混ぜる料理向きです。水分がないぶん控えめに加え、仕上げにサラダ油かオリーブオイルを少量足すと、チューブのしっとりしたコクに近づきます。
乾燥ガーリックスライス(ガーリックチップ)
にんにく(チューブ) 小さじ1のかわりに
- 乾燥スライス3〜4枚を砕いて使用
ペペロンチーノやガーリックライスなど、油で香りを移す料理に向きます。砕いてから冷たい油に入れて弱火でじっくり温めると、香ばしさが立ち、カリッとした食感も楽しめます。
しょうが(チューブ)+長ねぎ(みじん切り)
にんにく(チューブ) 小さじ1のかわりに
- しょうが(チューブ)小さじ1/2
- 長ねぎのみじん切り大さじ1
鶏団子スープや鶏むね肉の下味など、あっさりした和風料理向き。しょうがと長ねぎの辛みと香りで物足りなさを補えます。にんにくそのものの風味とは違う仕上がりになるので、香りの方向が変わる点は見込んで使ってください。
にんにく(チューブ)とは
にんにく(チューブ)は、生にんにくをすりおろし、植物油や食塩、でん粉や酸化防止剤などを加えてペースト状にした加工品です。皮をむいて刻む手間なく、必要な分だけ絞り出せるのが利点で、味噌汁、野菜炒め、ペペロンチーノ、肉の下味まで、にんにくの香りをさっと足したいときに重宝します。冷蔵庫に常備している家庭が多い定番です。
生にんにくの鋭い辛みと香りを残しつつ、油分が加わって角が少しまろやかになっています。加熱すると辛みが和らいで甘みとコクが出るので、豚肉や青菜、バターと合わせると、少量でもにんにくらしさをしっかり感じられます。
基本の使い方
豚バラとキャベツの炒め物2人分は、にんにく(チューブ)小さじ1/2を先に油でなじませ、香りが立ってから肉と野菜を加えると、生焼けのえぐみが出ずコクよく仕上がります。
ペペロンチーノ1人分は、オリーブオイル大さじ2ににんにく(チューブ)小さじ1/3を弱火でなじませ、唐辛子を加えてからゆでたパスタと和えます。
にんにくバターしょうゆご飯は、温かいご飯1膳にバター5g、しょうゆ小さじ1、にんにく(チューブ)2〜3cmを混ぜると、夜食にちょうどよい香りと塩気になります。
鍋のスープにコクを足したいときは、水800mlににんにく(チューブ)小さじ1/2を溶き、鶏がらスープの素や味噌と合わせると、もつ鍋や白菜鍋の風味が締まります。
保存方法
未開封は直射日光を避けた常温か涼しい場所で、表示の賞味期限を目安に保存します。開封後は必ず冷蔵庫で立てて保管し、使うたびに口元を拭き取ると、乾いて固まったり変色したりしにくく衛生的です。香りは時間とともに弱まるので、開封後は1〜2か月を目安に使い切ると風味よく使えます。
栄養・健康面
原料のにんにくに油と塩が加わるため、生にんにくよりエネルギーと塩分はやや高めです。とはいえ一度に使う量は少ないので、使いすぎなければ大きな負担にはなりません。塩分を控えたいときは、ほかの調味料との合計を意識して、味つけ全体で塩気を調整すると安心です。
よくある質問
にんにく(チューブ)と生のすりおろしにんにくは同じ量で使えますか?
おおむね同量を目安にできますが、生のほうが辛みと香りが強いので、置き換えるときは少なめから始めるのが失敗しにくいです。目安は「にんにく(チューブ)小さじ1 → 生のにんにく1片分(約小さじ1弱)」。加熱する炒め物や生姜焼きなら、生のほうが香りがよく立って味も近くなります。チューブは油と塩を含むぶんマイルドなので、生に替えると少しパンチが強く感じられることがあります。
ガーリックパウダーでにんにく(チューブ)を代用できますか?
唐揚げやフライドポテトの下味のように、粉類と混ぜる料理なら代用しやすいです。目安は「にんにく(チューブ)小さじ1 → ガーリックパウダー小さじ1/3〜1/2」と控えめにし、仕上げにサラダ油かオリーブオイルを少量足すと、チューブのしっとりしたコクに近づきます。ただし水分がなく香りの出方も違うので、油でじっくり香りを引き出すペペロンチーノのような料理には、生やガーリックチップのほうが向きます。
にんにく(チューブ)が固まったり変色していますが使えますか?
口元が乾いて固まっただけなら、その部分を取り除いて中身が変質していなければ使えます。ただし緑や青っぽく変色している場合は、にんにくの成分が反応した色変わりであることが多く、風味が落ちているサインです。においが鼻につくほど強かったり酸っぱく感じたりするときは使わないでください。開封後は冷蔵で立てて保管し、使うたびに口元を拭くと、固まりや変色を防げます。
にんにくが家に全くないとき、何で香りを補えますか?
にんにく特有の香りそのものは再現できませんが、しょうが(チューブ)と長ねぎのみじん切りを合わせると、辛みと香りで物足りなさをやわらげられます。目安は「にんにく(チューブ)小さじ1 → しょうが(チューブ)小さじ1/2+長ねぎのみじん切り大さじ1」。鶏団子スープや鶏むね肉の下味など、あっさりした和風料理でとくに自然になじみます。にんにく感が主役の料理では物足りなく感じるので、その場合は別の日に作るほうが満足度は高いです。
あとがき
炒め物やパスタは「にんにくをきかせるだけ」で一気にごちそう感が出るのに、肝心のチューブが出てこない、あるいは絞り出したら固まりかけていた、という小さなつまずきは案外多いものです。そんなときは冷蔵庫の生にんにくをすりおろしたり、棚のガーリックパウダーに油を合わせたりすれば十分しのげます。チューブは口元を拭いて冷蔵で立てておくと長持ちするので、定位置を決めて切らさず回すのがいちばん楽です。
この調味料を使ったレシピ

厚揚げとセロリのめんつゆ唐揚げ
カリッと揚げた厚揚げに、香ばしいセロリを合わせためんつゆ味のガッツリおかず。甘辛いコクと食感のコントラストで、ご飯が止まらない一皿です。

厚揚げと水菜のバター醤油おつまみスープ
こんがり焼いた厚揚げに、バター醤油の香りをまとわせた満足感のあるスープです。水菜のシャキッとした食感がアクセントになり、おつまみにもぴったりです。

厚揚げときのこのマヨしょうゆ炒め
厚揚げときのこをさっと炒め、マヨネーズでコクを出した節約おかずです。少ない材料でも満足感があり、ご飯が進む味に仕上がります。
厚揚げときのこの焼肉だれ炒め
焼肉のタレだけで味が決まる、厚揚げときのこの香ばし炒めです。冷めてもおいしく、作り置きやお弁当に活躍します。

厚揚げとズッキーニの鶏ガラ旨蒸し
厚揚げに鶏ガラの旨みをしっかり含ませ、ズッキーニを蒸して甘みを引き出すガッツリ系の主菜です。フライパンひとつで手早く作れて、ご飯が進む味に仕上がります。

牛こまとキャベツのトマトだれ漬け焼き
牛こまとキャベツを甘めのトマトだれに漬けてから焼く、ごはんが進む主菜です。酸味がやさしく、子どもでも食べやすい味に仕上がります。




