ガラスのボウルに入った薄力粉の画像

【薄力粉の代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • 天ぷら・唐揚げの衣は米粉、お好み焼きは強力粉+片栗粉と、何を作るかで代用品を選ぶのが失敗しにくい軸です。
  • とろみ付けが目的なら、片栗粉を水溶きで半量ほど使うほうが、薄力粉より少量でなめらかにまとまります。
  • グルテンの量が仕上がりを左右するので、同じ比率を全レシピに当てはめず料理ごとに調整するのが成功の近道です。

薄力粉がないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレクッキーよりもお好み焼き

強力粉

薄力粉 大さじ1のかわりに

  • 強力粉大さじ1
  • 片栗粉小さじ1/2

片栗粉を少量混ぜてグルテンの出すぎを抑える組み合わせです。お好み焼きやチヂミなど多少もっちりしてよい生地向きで、クッキーに使うと混ぜすぎたとき生地がかたくなりやすい点に注意します。

中華あん・とろみ付け

片栗粉

薄力粉 大さじ1(とろみ付け用途)のかわりに

  • 片栗粉大さじ1/2を同量の水で溶く

水溶きで使うと中華あんや麻婆豆腐のとろみ付けに好相性です。透明感のあるとろみが出ます。焼き菓子や衣にそのまま置き換えると粉っぽさやかたさが出やすいので、とろみ用途に絞るのが無難です。

天ぷら・唐揚げ

米粉

薄力粉 100gのかわりに

  • 米粉90g
  • 片栗粉10g

グルテンを含まないので、天ぷらや唐揚げの衣はカリッと軽く揚がります。パウンドケーキなど焼き菓子では生地がまとまりにくいことがあるので、水分を5〜10ml増やすとパサつきや割れを防げます。

お好み焼き・チヂミ

お好み焼き粉

薄力粉 100g(お好み焼き用途)のかわりに

  • お好み焼き粉100g

だしや塩分、ふくらし粉があらかじめ入っているので、お好み焼きやチヂミならそのまま置き換えられます。味がついているぶん、レシピの塩や顆粒だしは控えめにすると味が決まります。

薄力粉とは

薄力粉は、たんぱく質の少ない軟質小麦を製粉した粉です。たんぱく質が少ないとグルテンが出にくく、生地が締まりにくいため、クッキーのさっくり感、天ぷら衣の軽さ、ホワイトソースのなめらかさといった「軽さ・やわらかさ」を出したい料理で活躍します。お菓子から揚げ物の衣まで、家庭で最も使う頻度の高い粉のひとつです。

味の主張は弱く、ほのかな小麦の甘みと香りがあります。グルテンが出にくいぶん口当たりが軽く、バターやだしなど合わせる素材の風味を邪魔しないので、生地にも衣にもなじみやすい粉です。

基本の使い方

天ぷら衣は、薄力粉100gに冷水160mlを箸でさっくり混ぜ、粉が少し残る程度で止めると軽くカラッと揚がります。混ぜすぎるとグルテンが出て衣が重くなります。

ホワイトソースは、バター20gで薄力粉大さじ2を弱火で炒め、温めた牛乳300mlを3回に分けて加えるとダマになりにくく、なめらかに仕上がります。

クッキー生地は、薄力粉120gにバター60g・砂糖40gが目安。練らずにさっくりまとめると、さくほろの食感になります。

唐揚げの下衣は、鶏もも肉300gに薄力粉大さじ3ほどを薄くまぶすと、下味の水分を抱えて香ばしい衣になります。

保存方法

高温多湿を避け、未開封は常温で表示期限内に使います。開封後は粉が湿気やにおいを吸いやすく虫もつきやすいので、密閉容器に移して1〜2か月を目安に消費し、夏場は冷蔵に切り替えると安心です。冷蔵後は使う前に室温に戻すと、結露でダマになりにくくなります。

栄養・健康面

主成分は炭水化物で、100gあたりおよそ350kcal前後とされます。塩分はほとんど含みませんが、揚げ衣や焼き菓子では油や砂糖と一緒にとることになるので、料理全体での量を意識すると食べすぎを防げます。

よくある質問

薄力粉の代わりに強力粉を使うと仕上がりはどう変わりますか?

強力粉はたんぱく質が多くグルテンが出やすいため、そのまま使うと生地が締まって重く、クッキーやスポンジは固くなりがちです。片栗粉を少し混ぜて「薄力粉大さじ1 → 強力粉大さじ1+片栗粉小さじ1/2」にすると軽さを補えます。もっちり感が出ても気にならないお好み焼きやチヂミなら相性がよく、生地は練りすぎず軽く混ぜるのがコツです。

天ぷらやお菓子に薄力粉の代わりとして米粉は使えますか?

天ぷらや唐揚げの衣には米粉が向いていて、グルテンを含まないぶんカラッと軽く揚がり、時間がたってもベタつきにくいです。お菓子に使う場合は「薄力粉100g → 米粉90g+片栗粉10g」を目安に、生地がまとまりにくいときは水分を5〜10ml増やすとパサつきや割れを防げます。米粉の種類で吸水が変わるので、様子を見て加減してください。

薄力粉でとろみを付けたいのですが、片栗粉で代用できますか?

とろみ付けなら片栗粉で代用でき、目安は「薄力粉大さじ1 → 片栗粉大さじ1/2を同量の水で溶く」。少量で透明感のあるとろみがつきます。火を止めてから水溶き片栗粉を回し入れ、ひと煮立ちさせると固まりがダマになりにくいです。なお薄力粉のとろみは白っぽく濃度が穏やかなので、シチューのようなこっくり感を出したいときは仕上がりの印象が少し変わります。

薄力粉に虫がわいたりダマができたりするのを防ぐには?

薄力粉は湿気とにおいを吸いやすく、開封後そのままにすると湿気でダマになったり、まれに虫がつくことがあります。開封後はクリップで止めるだけにせず密閉容器に移し、夏場は冷蔵保存にすると安心です。冷蔵したものは使う前に室温へ戻すと、冷たい粉に結露してダマになるのを防げます。気になるときは使う前にふるうと均一になります。

あとがき

計量を終えてさあ生地を、というところで袋を振ると薄力粉が思ったより少ない。お菓子作りでは地味に焦る瞬間です。そんなときは「軽く仕上げたいのか、もっちりさせたいのか」で代用を選ぶと落ち着いて対応できます。天ぷらの日は米粉、お好み焼きの日は強力粉に片栗粉を少し、という具合に引き出しを持っておくと、買い足しに行けない日でも作りたいものをあきらめずに済みます。

この調味料を使ったレシピ

牛こま長ねぎのごま油香るサクふわ唐揚げ

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牛こま切れ肉と長ねぎを合わせて揚げる、香ばしいごま油風味の唐揚げです。冷めても旨みが残るので、お弁当のおかずにぴったりです。

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牛こまともやしのマヨ衣から揚げ

牛こまともやしのマヨ衣から揚げ

牛こま切れ肉ともやしをマヨネーズ入りの衣でまとめて揚げる、冷めてもおいしいお弁当向きの一品です。外はカリッと中はジューシーで、ごはんが進むしっかり味に仕上がります。

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牛こまともやしのめんつゆサクふわ唐揚げ

牛こまともやしのめんつゆサクふわ唐揚げ

めんつゆのやさしい甘みで牛こまともやしをまとめて揚げる、子どもが食べやすいひと口サイズの唐揚げです。外はサクッと中はふんわり、夕食にもお弁当にも活躍します。

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牛こまと白菜の鶏ガラさくうま唐揚げ

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牛こまと白菜を鶏ガラスープの素でまとめてカリッと揚げる、10分で作れるスピードおかず。外は香ばしく中はジューシーで、ごはんが進む味です。

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牛薄切り肉とかぼちゃの高タンパクバター醤油唐揚げ

牛薄切り肉とかぼちゃの高タンパクバター醤油唐揚げ

牛薄切り肉の旨みとかぼちゃの甘みを、香ばしいバター醤油でまとめた満足感の高い揚げ物レシピ。たんぱく質をしっかり摂りながら、ごはんが進むコク深い味わいを楽しめます。

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厚揚げの味噌から揚げ 小松菜のかき揚げ添え

厚揚げの味噌から揚げ 小松菜のかき揚げ添え

味噌のコクとにんにくの香りが染みた厚揚げを、サクッと揚げて豪快に。小松菜のかき揚げが食感と彩りを足し、味噌の旨みでガッツリ腹も満たす一皿です。

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