ガラスのボウルに入った白ワインビネガーの画像

【白ワインビネガーの代用品】ないときに使える調味料と分量の目安

このガイドのポイント

  • 同量で置き換えられる代用が多いのが特徴で、いちばん手軽なのは同じワインビネガーの赤、次いでりんご酢です。
  • 白く仕上げたいマリネには色のつかない米酢+レモン汁、コクが欲しい肉料理には色の濃い赤ワインビネガー、と仕上がりで選びます。
  • 米酢や穀物酢で代えるときは、レモンや白ぶどうジュースで果実の香りを少し足すと、白ワインビネガーらしさに近づきます。

白ワインビネガーがないときの代用品

分量
★ 迷ったらコレ牛肉のソテーソース

赤ワインビネガー

白ワインビネガー 大さじ1のかわりに

  • 赤ワインビネガー大さじ1

同じワインビネガーなので、同量でそのまま置き換えられる一番手軽な代用です。色がつき香りもやや濃いので、白く仕上げたいマリネより、牛肉のソテーソースや煮込みなど、色とコクが気にならない料理に向きます。

キャロットラペ・コールスロー

りんご酢

白ワインビネガー 大さじ1のかわりに

  • りんご酢大さじ1

フルーティーで甘い香りが出るため、キャロットラペやコールスローなど、ほんのり甘酸っぱく仕上げたいサラダに自然になじみます。酸味はまろやかなので、しっかり酸味を効かせたい料理ではやや物足りなく感じることがあります。

魚介マリネ・玉ねぎドレッシング

米酢 + レモン汁

白ワインビネガー 大さじ1のかわりに

  • 米酢大さじ2/3
  • レモン汁小さじ1/3

米酢のやわらかな酸味にレモンの果実感を足すことで、白ワインビネガーの軽い酸味に近づけられます。魚介のマリネや玉ねぎドレッシングなど、すっきりした酸味を生かしたい料理に向いています。

鶏肉のビネガー煮

穀物酢 + 白ぶどうジュース

白ワインビネガー 大さじ1のかわりに

  • 穀物酢小さじ2
  • 白ぶどうジュース小さじ1

手元に穀物酢しかないときの工夫です。白ぶどうジュースを少し加えると、ぶどう由来の香りと甘みが補われて奥行きが出ます。鶏肉のビネガー煮など加熱する料理に使うと、酸の角がとれてまとまりやすくなります。

白ワインビネガーとは

白ワインビネガーは、白ワインを酢酸発酵させて造る果実酢です。ぶどう由来のほのかな香りとすっきりした酸味があり、ヨーロッパの家庭料理でよく使われます。白身魚やたこのマリネ、鶏肉の煮込み、サラダのビネグレット(ドレッシング)に加えると、重くならない軽やかな酸味で素材の風味を引き立てます。米酢や穀物酢に比べて洋風の料理になじみやすいのが持ち味です。

穀物酢より角の少ないやわらかな酸味で、ぶどう由来のほのかな果実香があります。ツンとくる刺激が穏やかで後味もすっきりしているため、玉ねぎや白身魚といった繊細な素材の風味を邪魔しにくいタイプです。

基本の使い方

白身魚のマリネなら、切り身2切れに対して白ワインビネガー大さじ1・オリーブオイル大さじ2・塩ひとつまみで和える。

ポテトサラダなら、じゃがいも2個に白ワインビネガー小さじ2を熱いうちに混ぜると、味が締まりやすい。

キャロットラペなら、にんじん1本に白ワインビネガー大さじ1・はちみつ小さじ1で甘酸っぱく仕上がる。

鶏もも肉のビネガー煮は、肉300gに対して白ワインビネガー大さじ2を加えると、コクを残して後味が軽くなる。

保存方法

酸性で傷みにくいため、未開封は直射日光を避けた冷暗所、開封後も常温保存で問題ありません。注ぎ口に酢が残ると固まったり雑菌のもとになるので、使ったらキャップ周りを清潔にふいておくと風味が保てます。長く置くと底に「酢酸菌の膜」がもやもや浮くことがありますが、こし取れば使えます。気になるなら冷蔵し、風味が落ちる前に使い切るのがおすすめです。

栄養・健康面

大さじ1あたりのエネルギーは低く、脂質やたんぱく質はほとんど含みません。塩分も基本的にわずかです。酸味がしっかりしているので、空腹時にそのまま大量に使うより、加熱料理に使ったりオリーブオイルと合わせてドレッシングにしたりすると、酸が穏やかになって食べやすくなります。

よくある質問

白ワインビネガーの代わりに、ふつうの米酢や穀物酢を使ってもいいですか?

使えますが、米酢や穀物酢はぶどうの香りがなく酸味の質も違うため、そのままだと和風寄りの味になります。白ワインビネガーらしさに近づけるなら、米酢にレモン汁を少し足す「白ワインビネガー大さじ1 → 米酢大さじ2/3 + レモン汁小さじ1/3」がおすすめ。穀物酢の場合は白ぶどうジュースを少量合わせると、果実の香りが補えてまとまりやすくなります。

赤ワインビネガーで代用すると、料理の見た目は変わりますか?

赤ワインビネガーは色が濃いため、白く仕上げたいたこのマリネやポテトサラダだと、ほんのり色づいて見えることがあります。味はほぼ同量で置き換えられますが、色を気にするなら、牛肉のソテーソースやトマト系の煮込みなど、もともと色の濃い料理に使うのがおすすめ。香りも白より少し強めなので、量はまず同量から、好みで調整してください。

りんご酢で代用すると甘くなりすぎませんか?

りんご酢はフルーティーで甘い香りがありますが、糖分そのものが多いわけではないので、キャロットラペやコールスローのような料理ならむしろ好相性です。ただし酸味がまろやかなぶん、きりっと酸味を効かせたいビネグレットでは物足りなく感じることも。その場合はりんご酢をやや多めにするか、レモン汁を少し足すと、酸味のバランスが取りやすくなります。

白ワインビネガーと白ワインは料理で代用できますか?

別物なので、そのままの置き換えはおすすめしません。白ワインビネガーは酢酸発酵が進んで酸味が主役、白ワインは酸味より甘みやアルコール由来の風味が主役です。煮込みに白ワインを使う場面では風味づけとして役立ちますが、マリネやドレッシングの「酸味」を担うには力不足。逆に酸味が欲しいなら、レモン汁や他の酢のほうが代用に向いています。

あとがき

洋風のレシピを開いて「白ワインビネガーが家にない」と気づくと、一度は手が止まりますよね。でも酢の仲間は意外と融通がきいて、りんご酢ならサラダに、赤ワインビネガーなら肉料理に、と料理に合わせて選べばちゃんとおいしく仕上がります。さっぱりしたマリネや煮込みをよく作るなら一本あると便利ですが、手持ちの酢で乗り切る引き出しがあると、平日の献立がぐっと気楽になります。

この調味料を使ったレシピ

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おかず百景

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