最近Mac版Excelで動作がひどく重いことがあり、調べたところフォントの重複解決やライブラリから設定ファイル削除といった情報が出てきて試したものの全く効果がなく困り果てていました。
そんなこんなであれこれ試しているうちに効いた対処法をメモ書きとして残します。極めて簡単です。
1. セルを全選択する
Excelを開き、対象となるシートを選択したら、シートの左上角のセルをクリックするか command + A で全てのセルを選択します。
2. フォントを「MS Pゴシック」に変更する
セルのフォントを「MS Pゴシック」に変更します。
上部のメニューバーにある「書式」から「フォント」を選択し、「MS Pゴシック」を選ぶか、ツールバーのフォントメニューから直接選択します。意外かもしれませんが私はこれでとんでもない重さから開放されました。
実を言うと「MS Pゴシック」以外のフォントでもいけることが確認できています。(「M+font」など)
私はPythonで出力した50-60KB程度のExcelファイルが大変重く、Arialが設定されていたのでそれを別のフォントに変えたところ問題なく動作するようになりました。
Mac版Excelの動作が重たく感じる場合、Font Bookでの重複解決や設定ファイル削除を試す前に、まずはフォントの変更をおすすめします。皆様の快適なExcel作業の一助となれば幸いです。