2025年最新|北海道EV充電スポット設置傾向レポート – 急速・普通・無料の推移が3分でわかる早見表

北海道のEV充電インフラが発展中

北海道でEVを検討している方にとって気になるのが、充電スポットの設置状況ですよね。「寒冷地では充電器が少ないのでは?」「冬の間は使えるの?」といった不安もあるかもしれません。

2025年7月時点での北海道内のEV充電スポット数は1,047拠点に達します。

札幌エリアは選択肢が豊富

札幌市内だけで223の充電スポットがあり、特に中央区(31スポット)、東区(40スポット)、豊平区(29スポット)に集中しています。これだけの選択肢があれば、充電場所を探すのに困ることはなさそうです。新千歳空港周辺の千歳市内にも26の充電スポットがあり、フライト前後の充電にも便利です。空港を利用する際のEV移動も安心できそうですね。

道の駅は旅行者の強い味方

北海道の道の駅には多くの充電ステーションが設置されており、その多くが24時間利用可能となっています。EVsmartによると、道の駅での充電は旅行者にとって重要な充電ポイントとなっており、観光地巡りの際にも安心です。道の駅おんねゆ温泉などが人気ですが、最近の利用者からは「充電ステーションにより充電速度制限」の報告もあり、実際の利用時は事前確認が必要かもしれません。

設置主体別の内訳と今後の展開

設置主体を見ると、自治体、商業施設、宿泊業、コンビニ、SA・PAなど多様な事業者が参入しており、補助金制度も充実しています。北海道における次世代自動車充電インフラ整備のビジョンでは、おおむね30km間隔での急速充電器配置を目標としており、積雪寒冷地である北海道の特性を考慮した配置計画が進められています。北海道庁の発表によると、2026年までの整備計画も進行中です。

北海道特有の課題と対策

北海道でのEV充電には、他の地域にはない独特の課題があります。積雪寒冷地でのEV利用における最大の課題は、低温時のバッテリー性能低下です。

屋外設置の充電器では、雪に埋もれる問題や充電ポートの凍結といった課題も発生しています。しかし、設置事業者も対策を講じており、融雪装置の設置や屋根付きの充電スペースの整備が進んでいます。

今後の注目ポイント

北海道のEV充電インフラ整備で注目すべきは、寒冷地対応型急速充電器の普及です。従来の充電器よりも低温環境での性能が向上した機種が導入されており、冬季の充電効率改善が期待されています。

観光地への充電器設置と地元生活インフラとしての充電器設置のバランスも重要な課題です。観光地に偏重した配置ではなく、地元住民の日常利用にも配慮した整備が求められています。

まとめ

2025年時点で1,000拠点以上という設置数を誇っています。札幌エリアを中心とした都市部では選択肢も豊富で、道の駅での24時間利用可能な充電スポットも旅行者にとって心強い存在です。

冬季の課題はありますが、寒冷地対応の充電器開発や設置事業者の対策により、実用性は年々向上しています。2026年に向けた整備計画も順調に進行しており、北海道でのEVライフはますます現実的になっていくでしょう。

この記事は執筆時点で得られた情報に基づいています。内容は正確性に配慮していますが、正確性を保証するものではありません。実際の最新の情報は別途ご自身でご確認ください。

投稿者 koki