電気自動車を検討している方、リーフって実際どうなの?って思っていませんか。2010年から15年近く売り続けているこの車、「EV界の老舗」ですよね。でも、必ずしもそれだけで良いってわけでもない。特に2025年の新型発表で、さらに話題になってますしね。
この記事では、リーフを検討している人が知りたいことを、正直にお話しします。
まずはスペックから〜現行リーフの実力を見てみよう
リーフって言っても、実は2種類あるんです。バッテリー容量で40kWhと62kWh(e+って呼ばれてる)に分かれてて、正直この違いが結構大事。
現行リーフのスペック比較
項目 | 40kWhモデル | 62kWhモデル(e+) |
---|---|---|
価格 | 408万円〜 | 525万円〜 |
航続距離(カタログ値) | 322km | 450km |
実際の航続距離(目安) | 250-280km | 350-400km |
カタログ値と実際の距離にかなり差があるのが、EVあるあるなんです。特に冬場はヒーター使うから、もっと短くなります。「400km走れる!」って思って買うと、「あれ?300kmちょっとしか…」ってなるので要注意。
価格.comのレビューを見てると、満足度は3.79点(5点満点)。面白いのは、満足してる人は本当に満足してて、不満な人は結構厳しい評価をしてることです。
2025年の新型が600km走るってほんと?
6月17日に日産が発表した新型リーフ、これがなかなかすごいんです。見た目もSUVっぽくなったし、何より航続距離が一気に伸びた。
新型リーフの注目ポイント
航続距離が600km超え
WLTC基準で600km以上走れるようになりました。これ、現行の40kWhモデルの約2倍ですよ。さすがにこれだけあれば、長距離も安心ですね。
充電も早くなった
150kWの急速充電対応で、10%から80%まで35分。これまでの「充電待ち」のストレスがかなり減りそうです。コーヒー飲んでる間に充電完了って感じ。
デザインが一新
正直、これまでのリーフって「いかにもEV」って感じのデザインで好みが分かれてました。新型はクロスオーバーSUV風になって、もう少し万人受けしそうな見た目に。
ただし、日本での発売は2025年秋以降の予定。価格もまだ正式発表されてませんが、予想では490-600万円あたりになると考えます。
オーナーの本音〜良いところ、悪いところ
実際にリーフに乗ってる人たちの声を集めてみました。
【好評価】維持費の安さに感動
みんカラのレビューで特に多いのが、維持費の安さについて。
「ガソリン車と比較して静かなのは当たり前だが、振動も無く加速も良い。自宅近くに無料充電スポットがあるので、近距離なら走り放題。」
深夜電力を使えば、燃料費だけでかなり変わってきます。
【厳しい意見】やっぱり航続距離がネック
一方で、こんな厳しい意見も。
「デメリットだらけです。インフラ整備も不十分、航続距離も短い、6年間保有しないと満額の補助金が出ない、後々バッテリー交換が高額になる可能性がある。」
出典:価格.com クチコミ掲示板
確かに、航続距離の不安は今でも大きな課題。特に40kWhモデルだと、遠出はちょっと厳しいかもしれません。
でも、バッテリー劣化については、そこまで神経質にならなくても良さそう。13万キロ走行したオーナーのレポートを見ると、1万キロあたり1%程度の劣化で、保証期間内なら実用的と言えるかもしれません。
補助金をフル活用〜最大89万円の支援制度
EVの魅力の一つが補助金。リーフの場合、2025年度は国から最大89万円の補助が出ます。
CEV補助金の詳細
日産の公式サイトによると、現在のリーフは全グレード一律で89万円の補助金対象です。
地方自治体の補助金も合わせると、例えば東京都だと数十万円といった感じで、総額100万円を超える支援を受けられることも。
充電環境と日常使い〜本当に使えるの?
EVで一番心配なのが充電。「出先で電気切れたらどうしよう…」って不安、よく分かります。
充電スポットの現状
2025年現在、全国の充電スポットは約数万箇所以上。思ってるより多いんです。コンビニ、ショッピングモール、高速道路のSAなど、普段使う場所にはだいたいあります。
ただし、混雑することもあるし、故障してることもある。特に連休中は要注意です。
自宅充電が基本
リーフオーナーの多くが自宅充電をメインにしています。夜寝てる間に満タンになるので、朝は毎日「満タン」でスタート。
競合車種との比較〜リーフを選ぶ理由はある?
最近はBYDのATTO 3とか、テスラのモデルYとか、競合が増えてきました。正直、性能だけで比較すると、リーフが一番って状況ではないんです。
現行リーフの立ち位置
- 航続距離:他車の方が長い場合が多い
- 充電速度:まあまあ
- 価格:補助金込みなら競争力あり
- 信頼性:15年の実績は強み
- サービス網:全国の日産ディーラーで対応
リーフを選ぶ理由は「総合力」という感じでしょうか。突出した部分はないけど、バランスが良くて、何より国産車としての安心感があります。
買うべき?待つべき?〜僕なりの結論
検討を進めてもいいかもしれない人
・日常の移動が片道30km以内
・自宅に充電設備を設置できる
・静かな運転が好み
・補助金をフル活用できる
新型を待つのがいいかもしれない人
・航続距離600kmに魅力を感じる
・最新の装備が欲しい
・新しいデザインが好み
・価格が多少高くても気にしない
別の選択肢を考えた方がいいかもしれない人
・頻繁に長距離運転をする
・マンション住まいで充電設備がない
・初期費用を最小限に抑えたい
個人的な感想
「EVってこんな感じなんだ」っていう体験をするには、悪くない選択肢だと思います。特に補助金を考慮すると、コスパは結構良いんですよね。
新型が出るまで待つかどうかは微妙なところ。現行モデルでも日常使いには十分だし、新型は価格が上がりそうだし…。急いでないなら新型を待って、今すぐ必要なら現行モデルを検討するって感じでしょうか。
大事なのは、実際に試乗してみること。ディーラーで1日借りて、普段の使い方をシミュレーションしてみてください。乗ってみないと分からない部分も多いので。
充電環境の確認も忘れずに。自宅周辺の充電スポットをアプリで調べて、実際に使えるかどうかチェックしておくと安心ですよ。
この記事は執筆時点で得られた情報に基づいています。内容は正確性に配慮していますが、正確性を保証するものではありません。実際の最新の情報は別途ご自身でご確認ください。