新型日産リーフが驚きの進化を遂げて2025年に登場
正直なところ、新型日産リーフの発表には本当に驚かされました。2025年6月17日に正式発表された第3世代の新型リーフは、これまでの「軽自動車みたいな電気自動車」という印象を覆すEVとして生まれ変わったのです。
私が特に注目したのは、なんといっても航続距離の向上です。従来の450km(60kWhモデル)から一気に600km以上(※メーカー発表値、WLTC基準、75kWhモデル)に跳ね上がったのは、正直予想以上でした。これなら長距離ドライブも安心ですね。
デザインの進化に驚き!クロスオーバースタイルで生まれ変わった新型リーフ
新型リーフの画像を初めて見た時、「これが本当にリーフ?」と思わず声に出してしまいました。従来のコンパクトなハッチバックスタイルから、堂々としたクロスオーバーSUVスタイルへと大変身を遂げているのです。
個人的見どころ
・空気抵抗係数(Cd値)0.26という優秀な空力性能を実現(※日本・米国仕様)
・フラッシュドアハンドルやホイールアーチモールディングのシームレス統合
・LED 3Dホログラフィック リアコンビネーションランプの採用
・「シーブリーズ ブルーパール」など個性豊かなカラーバリエーション
実際のところ、このデザイン変更は単なる見た目の話ではなく、空力性能の向上によって、航続距離の延長にも貢献しています。
気になる価格帯は?新型リーフの予想価格について
さて、次に気になるのは価格ですよね。正式な価格発表は2025年後半の予定ですが、自動車業界関係者の分析を基にした予想価格をご紹介します。
新型リーフ 価格予想
・52.9kWhバッテリーモデル:400万円台前半~と予想
・75.1kWhバッテリーモデル:500万円台中盤~と予想
現行リーフが408万1,000円~583万4,400円(2025年4月時点)であることを考えると、価格上昇の可能性が高いと見られています。しかし、航続距離や装備の充実度を考えれば、コストパフォーマンスは向上している可能性もあります。
特に注目すべきは、日産アリアとの価格差です。アリアB6が650万円台スタートなのに対し、新型リーフは約100万円程度安い価格設定になると予想されます。
「アリアはちょっと高すぎるけど、本格的なEVが欲しい」という方には、まさにベストな選択肢になりそうです。
スペックが大幅進化!パワートレインと航続距離
新型リーフのスペック面での進化には、本当に感心させられました。特に印象的なのは、初となる3-in-1パワートレインの採用です。
新型リーフ スペック一覧(※メーカー発表値)
バッテリー容量(使用可能電力量) | 52kWh | 75kWh |
---|---|---|
最高出力 | 130kW | 160kW |
最大トルク | 345Nm | 355Nm |
航続距離(WLTC) | (不明) | 600km以上 |
正直なところ、従来モデルと比べて動力性能が大幅に向上している点には驚きました。特に75kWhモデルの160kW(214hp)という出力は、同クラスのガソリン車と比べても遜色ない数値です。
充電性能も大幅改善
充電面での進化も見逃せません。新型リーフは最大150kWの急速充電に対応し、10~80%までの充電時間は最短35分(※25℃環境下、150kW急速充電器使用時のメーカー測定値)を実現しています。
従来の約40分充電と比べると、わずか5分の短縮に思えるかもしれませんが、実際の使用環境では大きな差になります。
ライバル車との比較|テスラModel 3との真っ向勝負
新型リーフの最大のライバルは、間違いなくテスラModel 3でしょう。価格帯が近く、同じくセダン系EVということで、多くの方が比較検討されるはずです。
項目 | 新型リーフ(予想) | テスラModel 3 RWD |
---|---|---|
価格 | 400万円台~(予想) | 531万円~(2025年6月時点) |
航続距離 | 600km以上(75kWhモデル) | 約573km (WLTC) |
充電速度 | 150kW | 170kW |
注目の装備と先進技術|V2Lから調光ルーフまで
新型リーフには、生活を豊かにする様々な先進装備が搭載されています。中でも私が注目したのは以下の機能です。
V2L(Vehicle-to-Load)機能
災害時やアウトドアで大活躍するV2L機能は、最大1,500W(日本仕様)の電力供給が可能です。これは冷蔵庫やエアコンなど、ほとんどの家電製品を動かせる出力です。実際のキャンプシーンを想像すると、電動クーラーボックスやホットプレートなど、これまで諦めていた快適装備が使えるようになりますね。
調光パノラミックガラスルーフ
これは正直、「ここまでやるか!」と驚いた装備です。ボタンひとつで透明度を変えられるガラスルーフは、日本の「霞(かすみ)」模様からインスピレーションを得たデザインが施されています。さらに、シェードが作る影に小さな「LEAF」ロゴが浮かび上がる遊び心まで加えられているんです。
2025年の補助金制度を活用してお得に購入!
新型リーフの購入を検討している方には、2025年度の補助金制度をしっかり活用していただきたいと思います。
2025年度 日産リーフ対象補助金(※現行リーフの実績です)
・国のCEV補助金:89万円
・東京都の補助金:最大75万円
・合計:最大164万円の補助
この補助金を活用すれば、実質的な購入価格を大幅に抑えることができます。ただし、新型リーフの補助金額は正式に発表されていないため、購入前には必ず最新の情報をご確認ください。
発売時期と今後の展開
気になる日本での発売時期ですが、現在のところ「2025年内の導入予定」(※メーカー発表)と発表されています。米国では2025年秋から販売開始予定ですので、日本はそれに続く形になる見込みです。
一部の業界関係者は、東京モーターショー2025(10月30日開幕予定)での詳細発表を予想していますが、正式な発表をお待ちください。
新型リーフは「買い」なのか?
航続距離600km以上という実用性、クロスオーバースタイルによる使い勝手の向上、そして豊富な先進装備と、あらゆる面でレベルアップを果たしています。個人的には、「これまでEVに興味はあったけど、航続距離が心配で躊躇していた」という方には、まさにベストなタイミングでの登場だと思います。
600kmという航続距離があれば、東京から大阪まで途中1回の充電で行ける計算です。日常使いでは充電の心配はほぼ不要と思われます。
価格面では上昇の可能性が高いものの、補助金を活用すれば現行モデル並みかそれ以下の価格で購入できる可能性もあります。EVの購入を検討している方は、2025年後半の正式発表を楽しみに待ちましょう。
参考:新型「日産リーフ」をグローバルに発表。快適なEVライフをすべての人に。-j
※この記事は執筆時点で得られた情報に基づいています。内容は正確性に配慮していますが、正確性を保証するものではありません。実際の最新の情報は別途ご自身でご確認ください。