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美瑛町の道の駅で電気自動車充電&絶景観光!「丘のくら」完全ガイド

美瑛の絶景満喫をアシストする、電気自動車を充電できる理想のスポット

電気自動車でのドライブ旅行をお考えの方に朗報です。北海道美瑛町にある道の駅 びえい「丘のくら」は、単なる充電スポットを超えた魅力的な観光拠点として、多くの旅行者に愛され続けています。大正時代の歴史を感じる美瑛軟石の建物で、地元の味覚を楽しみながら充電待ちの時間も有意義に過ごせる、そんな特別な場所をご紹介しましょう。

美瑛の丘陵地帯を彩る季節の花々、幻想的な青い池、そして地元で愛される特産品との出会い。この道の駅を起点に、北海道らしい壮大な自然と文化に触れる旅が始まります。JR美瑛駅からわずか徒歩3分という抜群のアクセスも魅力の一つ。

旭川空港からもバスがあり、空の玄関口からのアクセスも良好です。電気自動車の普及と共に注目度が高まる充電インフラですが、ここ美瑛の道の駅では、充電という実用性と観光という楽しさを両立させた、新しいドライブ旅行のスタイルを提案しています。

施設の基本情報と充電設備について

道の駅 びえい「丘のくら」概要

住所:北海道上川郡美瑛町本町1-9-21
営業時間:
・6月~8月:9:00~18:00
・3月~5月、9月~11月:9:00~17:00
・12月~2月:10:00~17:00
定休日:年末年始(12月31日~1月3日)
公式サイト:北の道の駅 – 道の駅びえい「丘のくら」

電気自動車充電設備の詳細

この道の駅の大きな魅力の一つが、急速充電器の完備です。CHAdeMO規格に対応した充電設備が設置されており、充電中は施設内でゆっくりと過ごすことができます。

この周辺エリアでは貴重な急速充電設備のため、美瑛観光の拠点として多くの電気自動車ユーザーに重宝されています。

歴史を感じる建物と施設の魅力

「丘のくら」の建物そのものが、美瑛の歴史を物語る貴重な文化遺産です。大正初期に美瑛倉庫株式会社によって建設されたこの石倉庫は、地元で採掘された「美瑛軟石」を使用した堅牢な造りが特徴。主に小豆や大豆などの豆類貯蔵倉庫として約100年もの間、地域の農業を支えてきました。

美瑛軟石は大雪山の噴火による火砕流が堆積してできた流紋岩質凝灰岩で、石英が肉眼で確認できる独特の質感を持っています。この石材は明治39年から昭和44年頃まで町内で採掘され、現在でもJR美瑛駅舎(昭和27年建設)などで見ることができます。

平成18年4月に観光交流施設として生まれ変わった「丘のくら」は、美瑛産カラマツを使用した温もりのある内装が印象的。2階部分はイベントスペースとして活用され、美瑛に縁のある写真家や芸術家の作品展が定期的に開催されています。

館内の注目施設

香麦食堂では、美瑛の新鮮な野菜をふんだんに使用したオリジナルメニューを楽しめます。特に人気の「美瑛の野菜が主役のカレー」や「コーンバターラーメン」は、地元食材の美味しさを存分に味わえる逸品です。

特産品売店では、美瑛でしか手に入らない限定商品や地元作家の工芸品を取り揃えています。幻のアスパラ「ラスノーブル」を使った加工品や、美瑛産小麦を使用したお菓子類は、お土産としても大変人気です。

周辺の絶景観光スポット巡り

白金青い池

絶景スポットがこの白金青い池です。十勝岳の防災工事で作られた人造湖でありながら、アルミニウム成分を含む水が光を反射して神秘的な青色を呈する不思議な池。立ち枯れのカラマツと青い水面のコントラストが幻想的な風景を創り出しています。

四季彩の丘

約15ヘクタールの広大な敷地に季節の花々が咲き誇る展望花畑。4月下旬から10月下旬まで約30種類の草花が楽しめ、特に7月から9月にかけてはチューリップ、ポピー、ひまわり、ダリアなど色鮮やかな花々が虹色のカーペットを描きます。

園内にはアルパカ牧場もあり、可愛らしい動物たちとのふれあいも楽しめます。

美瑛町の魅力と季節の見どころ

四季折々の自然美

春(4月~6月)
桜の開花と共に始まる美瑛の春。四季彩の丘ではムスカリやチューリップが見頃を迎え、アスパラガス収穫の季節でもあります。5月には桜まつりも開催され、地域全体が活気づきます。夏(7月~8月)
ひまわり畑が最も美しい季節。パッチワークの丘は緑の濃淡が最も鮮やかになり、写真撮影には絶好のシーズンです。

秋(9月~11月)
四季彩の丘では9月にダリアやコスモスが見頃を迎え、10月には美しい紅葉が丘を彩ります。収穫の季節でもあり、新鮮な農産物を味わう絶好の機会です。

美瑛の特産品と食文化

美瑛町は北海道屈指の農業地帯として知られます。中でも町独自の品種「ラスノーブル」は「幻のアスパラ」と呼ばれる貴重な品種。風味の良さと食感の素晴らしさで、多くの美食家を魅了しています。

じゃがいもは男爵や北あかりが主力品種で、ホクホクとした食感と甘みが特徴。美瑛豚や和牛も品質の高さで定評があり、地元レストランでは新鮮な食材を活かした料理を堪能できます。

アクセス情報と交通の便

各方面からのアクセス

航空機利用の場合
・旭川空港から「ふらのバス・ラベンダー号」で約30分
・旭川空港から車で約30分
JR利用の場合
・JR美瑛駅から徒歩約3分(非常に便利!)
・札幌から特急で約2時間30分、旭川乗り換え
自動車利用の場合
・旭川から国道237号経由で約40分
・札幌から道央道経由で約2時間30分
・富良野から国道237号経由で約50分

まとめ:充電時間を有効活用できる美瑛の魅

道の駅 びえい「丘のくら」は、単なる電気自動車の充電スポットを超えた、美瑛観光の中核を担う施設です。

地元グルメを味わい、周辺の絶景スポットを巡り、北海道ならではの雄大な自然と文化に触れることができる。そんな贅沢な時間を過ごせる場所です。

春の花畑、夏のひまわり、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季それぞれに異なる表情を見せる美瑛の魅力を、ぜひ多くの方に体験していただきたいと思います。美瑛駅から徒歩3分という抜群のアクセス、旭川空港からの良好な交通の便。これらすべてが相まって、忘れられない北海道旅行の思い出を作ってくれることでしょう。

次回の電気自動車でのドライブ旅行では、ぜひ美瑛町の道の駅「丘のくら」を訪れて、充電と観光を同時に楽しむ新しい旅のスタイルを体験してみてください。きっと、電気自動車の旅の可能性を広げる素晴らしい発見があるはずです。
この記事は執筆時点で得られた情報に基づいています。内容は正確性に配慮していますが、正確性を保証するものではありません。実際の最新の情報は別途ご自身でご確認ください。