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【雨竜町】道の駅田園の里うりゅうEV充電完全ガイド!家族旅行で立ち寄りたい北海道の隠れ名所

北海道の豊かな自然が育む、特別な休憩スポット

国道275号を走る電気自動車のドライバーにとって、これほど心強い味方はないでしょう。道の駅田園の里うりゅうは、雨竜沼湿原の玄関口として多くの旅行者に愛され続けている、北海道雨竜町の特別な拠点です。

青空の下、田園風景が広がる雄大な景色を眺めながら、電気自動車の充電を行う―そんな贅沢な時間を過ごせるのが、この道の駅の最大の魅力です。札幌から車で約1時間30分、旭川からは約1時間という好立地に位置し、北海道観光の重要な中継地点として機能しています。

最近では、環境に配慮した旅行スタイルが注目される中、電気自動車でのドライブ旅行が人気を集めています。しかし、充電スポットの心配は尽きません。特に北海道の広大な土地を走る際は、信頼できる充電設備が不可欠です。道の駅田園の里うりゅうは、そんな不安を解消してくれる頼もしい存在なのです。

基本情報・アクセス

施設概要

営業時間

  • 3月~10月:9:00~17:00
  • 5月のGW、7月~9月:9:00~18:00
  • 11月~2月:10:00~16:00
  • 年末年始(12月31日~1月4日)は休業
  • ※トイレは24時間利用可能

アクセス情報

車でのアクセス:

  • 札幌から:約1時間30分(道央自動車道~国道275号経由)
  • 旭川から:約1時間(国道275号経由)
  • 滝川駅から:車で約30分

公共交通機関:

  • JR滝川駅から空知中央バス「滝深線雨竜経由」で約30分、「雨竜」バス停下車

Googleマップ:道の駅田園の里うりゅうの場所を確認

EV充電設備の詳細情報

充電設備仕様

  • 充電器タイプ:急速充電器(CHAdeMO方式)
  • 設置台数:1台
  • 利用時間:24時間営業

充電設備の特徴

道の駅の建物右手に設置された充電設備は、シャッター付きの屋根があり、雨や雪から車を守りながら充電することができます。利用時はシャッターを開けて使用し、利用後はマナーとしてシャッターを閉めることが推奨されています。実際の利用者からは「テスラModel Sでも問題なく使用できた」「15分程度で十分な充電ができた」といった好評価の声が寄せられており、様々な電気自動車に対応していることが確認されています。

施設の魅力と設備

充実した休憩施設

道の駅田園の里うりゅうは、単なる充電スポットではありません。館内には様々な魅力的な施設が揃っています。雨竜沼自然館では、雨竜沼湿原の自然について詳しく学ぶことができます。標高850mの台地に広がる日本有数の山岳湿原について、展示パネルや映像を通して理解を深められます。特産品直売施設では、雨竜町自慢の「うりゅう米」をはじめ、新鮮な野菜や地元の特産品を購入できます。特に人気なのが「お米UFOキャッチャー」で、100円で挑戦すると雨竜米がもらえるというユニークなサービスです。

館内グルメ

充電の待ち時間には、館内の飲食店でゆっくりと過ごすことができます。

  • 鈴木かまぼこ店:地元で人気のかまぼこ店が道の駅内に出店
  • あいす館:地元の牛乳を使用したアイスクリームが人気(JAF会員は50円割引)

辻井京雲ギャラリー墨響

地元の書道家・辻井京雲氏の作品を展示するギャラリーも併設されており、北海道の自然をテーマにした美しい書道作品を鑑賞できます。

周辺観光スポット

雨竜沼湿原(車で約50分)

道の駅から約26kmの場所にある雨竜沼湿原は、日本有数の山岳型高層湿原です。登山口のゲートパークまで車で約50分、そこから徒歩約2時間で湿原テラスに到着できます。標高850mの台地に東西4km、南北2kmにわたって広がり、面積は101.5ヘクタール。7月上旬から8月中旬にかけて約100種類の高山植物が咲き誇り、特に「天空の楽園」と呼ばれる美しい景色は一見の価値があります。ハイキングコースは整備されており、白竜の滝や夫婦の滝なども楽しめます。

近隣の温泉施設

  • 姉背牛温泉ペペル(車で約15分):日帰り温泉として人気。露天風呂からは田園風景を一望できます
  • 新十津川町の温泉施設(車で約20分):グリーンパークしんとつかわでは、温泉のほかキャンプ場やパークゴルフ場も併設

道の駅サンフラワー北竜(車で約20分)

夏季には日本最大級のひまわり畑で有名な北竜町の道の駅。約200万本のひまわりが咲き誇る光景は圧巻です。サンフラワーパーク北竜温泉も併設されています。

雨竜町の地域魅力

うりゅう米の故郷

雨竜町は、高品質な「うりゅう米」の産地として知られています。豊かな自然環境と昼夜の寒暖差が生み出す、甘みと粘りのバランスが絶妙なお米は、多くの人を魅了し続けています。特に「ななつぼし」は食味ランキングで連続して特A評価を獲得している優秀な品種です。道の駅では、この「うりゅう米」を使ったおにぎりや、精米したての新米を購入することができます。電気自動車の充電中に、本物の美味しさを味わってみてください。

暑寒メロンと特産品

夏の時期には、雨竜町の特産品「暑寒メロン」が味わえます。北海道では珍しい青肉メロンで、さわやかな甘みが特徴です。糖度は平均15~16度と高く、赤肉メロンに負けない甘さを誇ります。7月から8月にかけて開催される「うりゅう特産品フェア」では、この暑寒メロンの特価販売も行われます。その他にも、マダーボール(スイカ)、新鮮な野菜類など、北海道らしい農産物が豊富に揃っています。

季節のイベント

雨竜町では年間を通じて様々なイベントが開催されています:

  • 6月:初夏んまつり、田んぼアート開始
  • 7月:うりゅう特産品フェア、暑寒フェスタ
  • 8月:暑寒フェスタ(メインイベント)
  • 9月:秋の大収穫感謝祭
  • 冬季:海産物フェア

田んぼアート

6月から9月にかけて楽しめる田んぼアートは、雨竜町の夏の風物詩です。色とりどりの稲を植えて描かれる巨大なアート作品は、道の駅から見学することができます。

利用者の声と評判

実際に道の駅田園の里うりゅうを利用した電気自動車ドライバーからは、多くの好評価が寄せられています。

周辺のおすすめ立ち寄りスポット

滝川市内(車で約30分)

  • 滝川駅周辺:JR函館本線の主要駅として、レストランやお土産店が充実
  • 滝川市美術自然史館:地域の歴史と自然について学べる施設

深川市内(車で約25分)

  • 深川市アップルランド:リンゴの直売所として有名
  • 深川温泉:日帰り温泉施設

新十津川町(車で約20分)

  • グリーンパークしんとつかわ:温泉、キャンプ場、パークゴルフ場を併設した総合レジャー施設
  • 新十津川物産館:地元の特産品を豊富に取り揃えた直売所

季節別の楽しみ方

春(3月~5月)

雪解けと共に始まる田植えシーズン。美しい田園風景が広がり、田んぼアートの準備も始まります。この時期の朝夕の空気は特に清々しく、充電中のひと時がより特別なものになります。

夏(6月~8月)

雨竜町が最も輝く季節です。田んぼアートが完成し、暑寒メロンが旬を迎えます。雨竜沼湿原では高山植物が咲き誇り、ハイキングに最適なシーズンです。各種イベントも多く開催されます。

秋(9月~11月)

収穫の季節。新米祭りが開催され、うりゅう米の新米を味わうことができます。紅葉した雨竜沼湿原の「草紅葉」は、「草紅葉が美しい名所10選」に選ばれるほどの絶景です。

冬(12月~2月)

雪に覆われた静寂な田園風景が広がります。海産物フェアが開催され、厚岸産のカキやサンマなどの新鮮な海産物を味わえます。冬の北海道ドライブの貴重な休憩スポットとして重宝されています。

まとめ:電気自動車旅行の新しいスタイル

道の駅田園の里うりゅうは、単なる充電スポットを超えた、北海道旅行の特別な体験を提供してくれる場所です。雄大な自然に囲まれながら、地元の美味しい食材を味わい、温かい人々との出会いを楽しめる―これこそが、電気自動車での旅行ならではの醍醐味と言えるでしょう。

充電の20分から30分という時間が、ただの待ち時間ではなく、北海道の魅力を深く味わう貴重な機会に変わります。うりゅう米のおにぎりを頬張りながら、雨竜沼湿原への思いを馳せる。そんな贅沢な時間を過ごせるのが、この道の駅の最大の魅力です。

きっとあなたの北海道旅行を、忘れられない思い出に変えてくれるはずです。雨竜沼湿原への玄関口として、また北海道の美味しい農産物の宝庫として、この道の駅は多くの旅行者を温かく迎えています。次回の北海道ドライブでは、ぜひ道の駅田園の里うりゅうに立ち寄って、電気自動車旅行の新しい楽しみ方を発見してみてください。

※この記事は執筆時点で得られた情報に基づいています。内容は正確性に配慮していますが、正確性を保証するものではありません。実際の最新の情報は別途ご自身でご確認ください。