北海道の隠れた名所で電気自動車の充電を
道の駅おびら鰊番屋は、北海道留萌郡小平町にある魅力的なEV充電スポットです。ただの充電ポイントではなく、日本海の絶景と豊かな歴史文化を楽しめる、まさに一石二鳥の場所なのです。
2015年にオープンしたこの道の駅は、国指定重要文化財「旧花田家番屋」を中心とした歴史的価値の高いエリアに位置しています。電気自動車での長距離ドライブ中に、ただ充電するだけでなく、北海道の歴史や文化に触れながら、新鮮な海の幸も味わえる贅沢な時間を過ごせます。
特に夕日の美しさは格別で、充電時間を利用して日本海に沈む夕陽を眺めれば、旅の疲れも吹き飛ぶことでしょう。オロロンラインドライブの途中で立ち寄る充電スポットとしても最適で、家族連れにも人気の場所です。
EV充電設備の詳細情報
道の駅おびら鰊番屋には、CHAdeMO対応の急速充電器が2基設置されています。20kW/40Aの出力で、効率的な充電が可能です。
充電設備の特徴：
• CHAdeMO規格対応 × 2基
• 出力：20kW/40A
• 24時間利用可能
• 充電料金：有料（一般的なeMP提携カード利用可能）
• 駐車料金：無料
充電中は道の駅内の施設を自由に利用できるため、待ち時間を有効活用できます。普通車63台、大型車10台分の駐車スペースがあり、身体障害者用駐車場も2台分確保されているので、どなたでも安心してご利用いただけます。
施設の基本情報とアクセス
施設名：道の駅おびら鰊番屋
住所：〒078-3454 北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富
アクセス：国道232号線沿い
公式サイト：小平町観光情報
札幌から車で約3時間、留萌市からは約30分の距離にあります。オロロンライン（国道232号）を北上する際の重要な休憩ポイントとして、多くのドライバーに愛用されています。
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道の駅おびら鰊番屋の場所はこちらでご確認いただけます。
道の駅の3つの魅力的な施設
道の駅おびら鰊番屋は、3つの異なる施設から構成されています。充電時間を利用して、それぞれの魅力を存分に楽しんでください。
小平町観光交流センター
特産品の販売コーナーや歴史文化保存展示ホールを備えた施設です。小平町の歴史や文化について学べる展示物が充実しており、ニシン漁で栄えた時代の貴重な資料を見ることができます。
トイレも完備されているので、深夜や早朝の充電でも安心です。休憩コーナーもあるため、充電中にゆっくりと過ごすことができます。
食材供給施設（レストラン）
日本海の新鮮な海の幸を味わえる食堂が人気です。特にホタテ焼きやニシン料理は絶品で、地元の漁師が獲った新鮮な魚介類を使用しています。
営業時間：
• 5月～10月：8:00～17:00
• 11月～4月：9:00～16:00
• 定休日：月曜日（6月第3月曜日～8月第2月曜日は無休）
• レストランは1～2月休業
国指定重要文化財「旧花田家番屋」
明治38年（1905年）に建てられた道内最大規模のニシン番屋で、日本最北端の国指定重要文化財として知られています。北海道遺産にも認定されており、一見の価値があります。
建物内部では、ニシン漁で栄えた時代の生活用具や漁具が展示されており、当時の漁師たちの暮らしぶりを垣間見ることができます。
周辺の観光スポットと楽しみ方
充電時間を利用して、周辺の魅力的なスポットも探索してみませんか？
にしん文化歴史公園
道の駅に隣接する公園で、夕陽をイメージしたモニュメントが印象的です。松浦武四郎が鬼鹿で詠んだ短歌が刻まれており、モニュメントの弧と日本海に沈む夕陽が重なる瞬間は絶好の撮影スポットです。
おにしかツインビーチ
道の駅から車で約5分の場所にある美しいビーチです。夏には海水浴客で賑わい、キャンプ場も併設されています。透明度の高い海と白い砂浜が美しく、家族連れにおすすめです。
小平町望洋台キャンプ場
高台にあるキャンプ場で、日本海を一望できる絶景ポイントです。道の駅から車で約10分の距離にあり、オートキャンプサイトも完備されています。
ゆったりかん（小平町総合交流ターミナル施設）
天然温泉を楽しめる日帰り入浴施設です。道の駅から車で約15分の場所にあり、ドライブの疲れを癒すのに最適です。地元の食材を使った料理も味わえます。
小平町の魅力と特産品
小平町はニシン漁で栄えた歴史を持つ町で、現在でも海の幸が豊富です。特にホタテは町の代表的な特産品で、道の駅でも新鮮なホタテを味わうことができます。
主な特産品：
• ホタテ（刺身、焼きホタテ、ホタテ加工品）
• ニシン（塩ニシン、身欠きニシン）
• タコ（タコザンギが人気）
• 小平牛（地元ブランド牛）
• メロン（夏季限定）
• 小平米
毎年5月に開催される「鰊番屋まつり」では、これらの特産品を味わえる屋台が多数出店し、地元の人々との交流も楽しめます。2025年は5月18日に第40回の記念すべき開催が行われました。
EV充電を利用したモデルコース
日帰りコース（札幌発）
8:00 札幌出発
11:00 道の駅おびら鰊番屋到着・充電開始
11:30 旧花田家番屋見学
12:30 食材供給施設でランチ（ホタテ丼がおすすめ）
13:30 観光交流センターでお土産購入
14:00 にしん文化歴史公園で記念撮影
14:30 充電完了・出発
15:00 おにしかツインビーチ散策
16:00 帰路へ
19:00 札幌到着
1泊2日コース
1日目：
札幌→道の駅おびら鰊番屋→ゆったりかん（温泉・宿泊）
2日目：
ゆったりかん→小平町望洋台キャンプ場→おにしかツインビーチ→道の駅おびら鰊番屋（充電）→帰路
充電利用時の注意点とコツ
充電を効率的に行うコツ
• 事前に充電カードを準備：eMP提携カードがあると便利です
• 充電時間の目安を把握：20kW出力なので、80%充電まで約1時間程度
• 混雑時間を避ける：土日の昼間は混雑することがあります
• 予備プランを用意：万が一の故障に備えて、近隣の充電スポット情報も確認
周辺の他のEV充電スポット
• 留萌市内の充電スポット（約30分）
• 増毛町の道の駅（約40分）
• 天塩町の道の駅（約60分）
アクセスと交通情報
車でのアクセス：
• 札幌から：約3時間（約180km）
• 旭川から：約2時間30分（約150km）
• 留萌から：約30分（約25km）
• 稚内から：約2時間（約120km）
公共交通機関：
沿岸バス「花田番屋前」バス停から徒歩約2分
JR留萌駅からバスで約40分
最寄りの高速道路：
深川留萌自動車道・留萌IC（約25km）
歴史と自然が織りなす特別な充電体験
道の駅おびら鰊番屋は、単なるEV充電スポットを超えた、北海道の魅力を凝縮した特別な場所です。国指定重要文化財の旧花田家番屋で歴史に触れ、新鮮な海の幸を味わい、美しい日本海の夕陽を眺めながら充電できる贅沢な時間を過ごせます。
特に春から秋にかけての季節は、様々なイベントも開催され、地元の人々との温かい交流も楽しめます。電気自動車での北海道ドライブを計画している方には、ぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。
充電時間を単なる待ち時間ではなく、北海道の歴史と文化、そして自然の美しさを満喫する貴重な時間として活用してみてください。きっと忘れられない思い出になることでしょう。
次回の北海道ドライブでは、道の駅おびら鰊番屋での特別な充電体験をお楽しみください。家族みんなで楽しめる魅力的なスポットが、あなたの到着を心待ちにしています。
この記事は執筆時点で得られた情報に基づいています。内容は正確性に配慮していますが、正確性を保証するものではありません。実際の最新の情報は別途ご自身でご確認ください。
